ファティマワイン・その7

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<真うかつエピソード2499>
 これのどこがファティマなのか?どこにもファティマの名前なんか入ってないぢゃないか、というお叱りの声が聞こえてきそうですが、ラベルが「スリーピングビューティー」。つまりは「眠れる森の美女」。眠れる森の美女のヒロインといえば、チャイコフスキー版でもディズニー版でも「オーロラ姫」。つまりこのラベルに描かれているお嬢さんはバランシェファティマのバレエ3姉妹(オデット、オーロラ、ジゼル)中姉ちゃんにして、ママドア・ユーゾッタのド派手ファティマと同名なのです・・・ということにして下さい。つか、今までのファティマワインは大体がシャレですが、このオーロラに関しては間違いなく元ネタが一緒です。

<ワインに関する覚書>
 スリーピングビューティというのは商品名。その下にある「リープフラウミルヒ」の方が定義のある銘柄で、かつてはラインヘッセン地方、ヴォルムスの聖母教会の畑でとれた葡萄で作られたワインのみに許されていました。直訳すると「聖母の乳」という意味だそうです。今では近隣産地のワインでも名乗れますが、とにかくドイツ人は甘口白ワインにはこだわってますんで、名乗るにしても一定の品質をクリアする必要性はあります。
 で、このリープフラウミルヒは近所の酒屋で1000円弱。ドイツワインらしいサッパリ甘みのライトなQBAでした。栓がコルクじゃなくて金属キャップだったのが好みの分かれるところ。
Posted by Haruko

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