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真・うかつ絵日記
日々うっかり
プラダを着た悪魔
2010年01月26日(火)
<真うかつエピソード3914>
昨日もちょっと書きましたが、更に感想を少し。
大ヒットした映画なので内容をご存知の方も多いと思いますがあらすじを書くと、大学を出たばかりのジャーナリスト志望の女の子アンディ(アン・ハサウェイ)が、念願の雑誌編集部に雇われたのはいいけれど、何故か配属先が全く興味の無いファッション誌の、しかもライターとしてではなく編集長のアシスタント。そこには専制君主のように振舞う恐怖の編集長ミランダ(メリル・ストリープ)が君臨しており、すっかり振り回される日々・・・。
主演二人のキャラクターがグッドです。
日本の出版関係者が見たら卒倒しそうな公私混同セレブ生活を送る鬼の編集長ミランダではありますが、仕事に対する情熱や辣腕ぶりは本物。
それに対して生真面目で我慢強いのが取りえのアンディは、頑張っても頑張っても中々報われません。それもそのはず、彼女はこの仕事に何のプライドも持っておらず、やりたくも無い仕事を坦々とこなしているだけだから。
それがある一件を切欠に、一念発起して大変身を遂げていきます・・・ってここまで書いてこういう流れの話、どっかで見たことあるな、と思ってたんですが、アレですわ、「エースをねらえ!」。キャラクターもちょっと被るぞ。
・岡ひろみ→アンディ
・宗方コーチ→ミランダ
・音羽先輩→エミリー(常にカリカリしているアンディの先輩)
・藤堂→ナイジェル(見るに見かねて同情してくるおネエ系デザイナー)
・マキ→リリー(古くからの友人)
もちろん全体を通してみると全然違う話です。第一お蝶夫人に相当する人物もいないし、アンディには同棲中の恋人もいます。しかし一回見終わった後に両作品を対比して見ると面白いかと思います。
ところで登場人物のうち
オイラが個人的に一番誰が気に入ったかというと、実はイジワル音羽先輩に相当すると書いたエミリー
です。この人仕事熱心で努力家なんですが、とにもかくにも運が無いという損な役です。ただし打たれ強さに関して言えば、主役のアンディをも凌駕します。ラストシーンには思わずガンバレ~とエールを送りたくなりました(笑)。
というわけで王道ストーリーながら捻りも利いたなかなかの良作ですので、まだの方は機会があったらご視聴ください。お勧めです。
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<本日の
アウトドアJIS
コード:e2b8 「篋」>
撮影地:東京都・大田区
備考:京急蒲田駅近くの寺院にて撮影。
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今日の一曲#868
午前二時のブルース:小林桂
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