天道是か非か

史記列伝。司馬遷の著。こいつを読み始めました。

項羽本紀の四面楚歌はよく高校の古典の時間に習うと思いますが、あえて列伝を選びました。列伝もなかなか面白いのですよ。

なんで、読み始めたかというと、実は昔中国歴史モノのブームが来てたことがあり、その原作を読んでみたいと思ったから・・・と思ってたことがあり、史記を買って読んだりしてたことがある。つまり、ブームのブームが再燃。

ややこしいすか?w

といっても漢文を読むのではなく、岩波文庫から出ている翻訳モノ。これは口語体なので実に読みやすいのです。

列伝とは王侯に限らず活躍した人、名のあった人をまとめたものです。春秋戦国時代を生きた武将や名士の生き様が記録されています。まぁそれだけならタダの歴史書なんだけど、面白いのは、その記述に対し、司馬遷がコメントを残していること。太史公曰く・・ってやつですね。

さて、その第一は伯夷列伝。

伯夷・叔斉は周の武王が暴君である殷の紂王を打とうとうするのは仁義に反すると諌めたが聞き入れられず、二人は周の粟を食べる事を恥として、最後には餓死したというお話。

この史実に司馬遷は云うわけです。

正義を貫いた人が不遇な目にあう一方で、天道に反しても、のうのうと取り入り天寿を全うする人もいる。これは一体どういうことなのか?「天道是か非か」

現代にも存在するこの疑問。すでに紀元前から司馬遷が投げかけていると。

そしてこの天道是か非かというのは史記のテーマでもあるわけです。
Posted by issei

カテゴリ: 雑記

コメント一覧

天道是か非か。 会社でそんな状態なので、心が痛い毎日デス(´・ω・`)ショボーン ホント、これは一体どういうことなんでしょうね。 やっぱ、ズルく生きた方が勝ちなのかな。 正直者がバカをみなくちゃならないのかなって 最近、ホント理不尽に思うよ。
みなっち

何が正義で何が悪かというところから始まって、何が幸せかと考えたとき、やはりそれは自分の中にある、と・・・ 悪物側の背景を垣間見た時にはまた違った見方や感じ方になることも。その結果は元々不変なはずなのに。 能天気といわれるかも知れませんが自分の中で昇華させられることが出来ること、が一番の幸せだと考えておりまする。 ・・・・・ということも個々の考えかた一つです。 結局皆自分が納得できる形を選んでると思いますけど、どうでしょう? 私的には不可抗力で何も自分の意志を反映できないまま終焉を迎える事が何より厳しいと考えていますかね?
ゴンゾー