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元祖ワシ的日記
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土曜日の実験室
2004年12月22日(水)
時をかける少女。1983年。監督:大林宣彦、原作:筒井康隆、脚本:剣持亘。原田知世デビュー作品。音楽は松任谷正隆。有名なテーマ曲は松任谷由実作詞作曲。
昔何度か見た映画ですが大林は偉大ですね。脚本も演出も音楽も文句なし。今みても面白い。セリフが・・・ですが、さすがに免疫ができはじめてるんで、「土曜日の実験室」で大爆笑はしませんでした。ちゅうか、そんなところは、もはやどうでもよいですわ。
この映画は私がはじめてタイムパラドックスちゅうものの不思議を実際に感じた映画でもあります。(ちなみにBack To The Futureは85年だからその後)
未来に戻るのがメインストーリーの大味なBack To The Futureと違い、時をかける少女は日常的な出来事や、ちょっとした記憶の矛盾から次々と事実があらわになっていくところが面白い。尾道が舞台なのも日本人として親近感の沸くところでもあります。
しかし、転校生といい時をかける少女といい、大林映画のエンディングはどうしてこうも切ないんでしょうか。この、ほろ苦いラブコメ(竹本泉的?)がまた時代錯誤的で今みると斬新です。
見るTVネェとか行ってたBSデジでも、早く家帰るとあるもんですね。
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