UDF2.60

OSTAにころがっているのを若い衆がハッケン。

仕事がら読まないわけにいもいかないので、とりあえず読んでいます。

一見しただけですが、UDF2.60はSONY等が推し進める、BluRay Discのための拡張のようで、ボリューム構造やファイルシステムは若干の変更があるものの大きな変更点は無いようです。

また、pseudo-overwritableモードなる不思議なモードが現れたようです。ファイルシステムとメディアが綿密に結びついているのがUDF。また魑魅魍魎たる世界に突入するのか?

細かい変更点 ・リビジョンが250から260になった ・CRCの長さは65535までと記述が追加された ・MVDSとRVDSは異なるECCに置かなければならなくなった。 ・Metadata Bitmapが無い場合は#ffffffffを書くことと決められた。 ・read-onlyや pseudo-overwritable パーティションの場合はMetadata Bitmapをかかない。 ※この他 Metadata Partitionは随分と細かいところの記述が正確になったり、変更になったようです。要注意。 ・Partition DescriptorにAccess Type0がPseudo overwritableとして規定された。 ・Access Typeが不明のPartitionは Read Onlyとして扱われると厳密に規定された。 ・Space TableまたはSpace Bitmapは read-onlyまたはpseudo-overwritable partitionで置いてはいけないと規定された。 ・ 親を指すFIDで親がファイルのときはParent Bitをセットしない(2.3.4.2.2)。これまた細かい規定ですな・・・そういうシチュエーションはSystem Streamであるらしい。 さらに細かい規定 ・OS Identifierに NetBSDが追加された。

Posted by issei

カテゴリ: 雑記