青い森鉄道

2005年06月25日(土)

ひさびさに実家に帰ってきて新聞を読むと東京では絶対話題にならない話題が地元紙（東奥日報）には乗ってます。

その中でも気になったニュースは、青い森鉄道のニュース。

八戸までの新幹線の開通で第三セクターになった青い森鉄道ですが、当初から採算が取れない赤字が見込まれていたのですが、今日の朝刊のニュースによると、順調に赤字に赤字がふくらみ、０５～０８年度で累計5200万円の赤字が見込まれているらしいです。

もともと赤字と言われていたわけですから、４年間で５２００万ならあんまたいした赤字じゃないような気もしますが、よくよく読んでみると、線路使用料として県に払うお金は2億7千900万円をほぼ全額免除という大前提でのお話。

つまり、本来なら県に入るお金が払われていないということで、線路の管理その他は殆ど県の税金でまかなわれていることになります。

など思っていると一面の社説にＩＴEＡ誘致の話が載ってました。その中で、先日破綻したむつ小川原の負債総額が2400億円。

ちゅうことは青い森鉄道の赤字はむつ小川原の４６００分の１。払うべき２億を加味しても、1000分の1。いかにむつ小河原のプロジェクトがアフォでどうしようもなかったかがよくわかりますね。

そして、ITEAの誘致も実質シッパイとなれば、もう青森県の知事、議員、職員はアフォかと・・・金ドブに捨ててるようなもんですわ。そのお金を福祉や教育へまわすべきでしょう。

うちの会社もそろそろ本社を東京に移して、青森を閉めちゃうのがよいかもしれませんね。これ以上税金払うのあほらしいと思える、今日このごろです。

参考（上）関連施設立地焦点に／茨城との競争再燃も http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2005/iter_yuhtidannen/0623.html （下）“一発狙い”また失敗／地域振興手法問われる http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2005/iter_yuhtidannen/0623.html 青い森鉄道の記事もWeb東奥で探してみましたが、webには無さげです。全部が全部乗ってるわけじゃないんですねぇ。

元祖ワシ的日記