暗門の滝

今から数年前のどうでもいいといえばどうでもいい話です。

私は親父と青森県は西目屋村にある暗門の滝なる滝に行きました。

時期的には多分私がとても重い病気にかかって退院した直後ではないかと思いますので95年か96年でしょうか?

行くときもとても唐突で、「おい!いくぞ」みたいな感じだったのを覚えています。まぁ入院でロクに外の空気も吸ってなかったので、気分転換みたいな感じでつれていったんでしょうね。

私の親父は高山植物や野生ランの撮影にどっぷりとはまっており、山歩きは若いころからの趣味。中でも西目屋村の暗門のときは弘前大学の学生だったころから何度か行ってるらしく、準備も手馴れたものでした。

暗門の滝は、秘境中の秘境といわれる西目屋村の白神山地にある滝です。

観光ガイドブックにもほとんど載っておらず、地元の人しかしらないような滝で、そこにたどり着くには、限りなく林道に近い県道を車で行き、沢をジャブジャブと上っていかなければならないそうです。当然長靴は必須です。


沢をジャブジャブ上っていくと、ほとんど人の手に触れられていない雄大な滝が轟音とともに、流れ落ちている。そんなところらしいです。

いやおうにも期待が高まります。

さて、何か違うぞ?ということに気がついたのは、弘前を過ぎ、目屋ダムをすぎ、いよいよ西目屋に入ったあたりです。 親父いわく、どうも風景が違うそうで。 以前はなかった、白神山地のビジターセンターなどというものがあるし、沢の入り口に着くと、暗門の滝の前にはそして、滝まではきれいな遊歩道が整備されていました。 長靴2セット持参で気合を入れてやってきたわれわれはすっかり空回りです。 そのまま靴を履き替えずに暗門の滝まで行くとかつて「秘境中の秘境だった滝」の近くには沢山のハイカーがいました。ちゃんちゃん。 ちなみに白神山地が世界遺産に登録されたのは1993年です。世界遺産というのはいろいろな意味で偉大ですね。たいした産業もなく、過疎の村で苦しんでいた西目屋村に観光資源という富をもたらしたわけですから。

Posted by issei

カテゴリ: 雑記