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元祖ワシ的日記
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落語で泣ける?
2006年09月22日(金)
通院のためまたJALで青森に帰ってきました。青森は寒いですね。というわけで、今月のJALオーディオプログラムの落語の話でも。
今月の演目は
落語「祝のし」 桂春団治
落語「茶金」 三遊亭金馬
の2本でした。どちら以前JAL機内で聞いたことのあるお話でしたが落語家ってのは似たような名前が多くて、誰が何をやっていたとかちゃんと覚えてないんですよね。
なにしろ私の落語との接点は飛行機に乗ったときのオーディオプログラムしかないレベルなので、あらすじを聞くまで演目と話の内容すら一致しない始末です。そんな人間が語るのもなんですが、大衆芸能だからまぁいいでしょう。w
そんな私でも、この二人の名前は聞いたことがあります。っていうか超有名。
三遊亭金馬は落語協会の偉い人で現在は四代目。でも金馬師匠の落語を聞くのは初めてです。
さて、落語というのはプロデュース、演出、役者・・全部自分でやらないといけないんだから大変です。しかも機内オーディオプログラムだと絵がないですから、声だけでしぐさや情景を伝えないといけない。ある意味究極の一人芸です。
そして、笑わすことももちろん、時には泣かせなければなりません。そこがいかにうまく伝えられるのかが落語家の「芸」となるわけです。
この「泣かす」というのが実は意外と難しいのではないかと思います。
茶金は決して泣かせる落語ではないのですが、金馬師匠は見事やってくれました。(というかツボにはまった)
一攫千金を夢見て全財産はたいて二束三文の湯のみを買ってしまった八ちゃんを茶金さんが、額に汗して働く尊さを教えるところで、反省する八ちゃんがうぉんうぉん泣くんですが、その泣きっぷりがすばらしく思わずホロリとしてしまいました。
Wikipediaを見ると、金馬師匠のモチネタには「阿武松」、「芝浜」、「親子酒」、「藪入り」、「試し酒」など聞かせるネタが多いようですね。流石は金馬師匠といったとこです。フラフが立ったんでこれからもひいきにしていきますよ。長生きしてくださいね。
ちなみに、私にはもう一人ホロリとさせられた噺家がいます(同じくJAL落語)。それは立川志の輔。
志の輔といったら「ためしてガッテン」の司会者くらいしかイメージがない人も多いと思いますが、この人の酔っ払いの演技がすごくよかったんです。最初はぎこちない主人公が酔いが回ってくるにつれ、ホロリとホンネを漏らす。あの噺はいい噺だった。
さすがはあの談志の弟子だけあります。
というわけで、落語は面白い!!
百聞は一見にしかず。聞いてみるべし。
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