五所川原に行ってみた

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<真うかつエピソード1993>
 秋分の日。あまりにも天気が良かったので、遠出して五所川原のラーメン街道にラーメンを食べに行ってきました。

 ラーメン街道は、いまや全国に拡大したフードテーマパークの一つで、今年の2月に五所川原市にあるショッピングセンター「エルムの街」にオープン。それまで大概のフードテーマパークは、政令指定都市レベルの大規模都市にしかなかったんですが、五所川原はたかだか人口5万人。周辺都市の人口を含めても10万いくかどうかといった地方都市であり、オープン当初はどうなるもんかと経営(ナムコ系)を危ぶまれる声も聞こえたもんですが、蓋を開けたら大盛況。予想を遥かに上回るお客さんが行列を作りに来場しとるそうです。

 そうはいったものの、オープンから半年以上過ぎたし、そろそろ行列も縮まってんじゃないのかな~なんて思いながら出かけたんですが、まだまだ行列は健在でした(^^;。
 一番人気は噂どおり喜多方ラーメンの「坂内」。でもここは東京で食べたことがあるのでスルーして、

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博多長浜ラーメンの「田中商店」チョイス


 店に入る前から強烈な豚骨臭漂う超本格的な博多ラーメン。スープはこってり濃厚でクリーミー。トッピングの煮卵も調度いい半熟加減で、個人的にはかなりの大ヒットだったんですが、このパーク内では行列が短い方(それもこの店チョイスした大きな理由なんですが(^^;)で、さっぱり醤油系が好きな津軽の人には受けがイマイチなのかしらん。

 食後ちょっくらエルムの街の他の施設もタンボー。プライズマシンが充実したナムコランドやイタトマなんかもあったりしてナムコ率高いショッピングモールでしたね、どうも。最後に併設するイトーヨーカドーの食品売り場に行ったんですが、そこで青森県知事に遭遇してちょっとビックリ。テレビで見る限り腰の低そうな人だなぁ、と思ってたんですが、実際間近で見てもそんな感じの方でした。

 その後せっかくなので五所川原を代表する夏祭りの紹介施設、「立佞武多の館」見学。立佞武多(と書いてたちねぷたと読む)は祭りの歴史としては比較的新しいんですが、青森ねぶたや弘前ねぷたを遥かに凌駕する山車のデカさがウリ。実際見てみましたが、

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確かにでっかい


 写真では伝わりづらいかと思いますが、高さがビルの4階分くらいあって大変迫力があります。これを人力で倒れないように引っ張るんだから大変です。

 その後お土産コーナーを見学。

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邪神アラハバキ大量ハケーン


 レプリカです、念のため。一個くらい買ってもよかったんですが、ちょっとお高かったかな(^^;。

 ところで五所川原はウチの母の出身地であり、赤ん坊の頃には汽車でよく行ったはずなんですが、さすがに殆ど覚えていなかったり。
 うっすら記憶に残る、かつて町の中心地であった中三デパートのある通りはすっかり寂れてしまい(大筋でエルムの街のような大型ショッピングモールが郊外にどんどん出来てるせいなんですが)、何だかゴーストタウン一歩手前という程の閑古鳥っぷり。こうなると何だか寂しいもんですね。
Posted by Haruko

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