吸死のルームフレグランスを思いついた奴スゲぇな、と思った件

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【真うかつエピソード8350】
 何が凄いってまず需要と供給のバランスが意外と合ってる件。基本94は少年漫画誌に連載されているので、読者層は二十歳前後の男性なのだろうが、ここまで見てくりゃわかるように、主に消費者として参入してきているのは若い女性である。コラボカフェとか同人即売会とかどこもご盛況なようで、グッズも抱き枕とかイケメンハンガーとか香水とか、そんなん買うの女子やろ女子

 そこでまたルームフレグランスの登場である。明らかにこんなん部屋で焚くのは女子力の高い層である。またもう一つ注目したいのが、これパッケージこそキャラクター絵バリバリだけど、瓶のデザインそのものは至ってシンプルで、部屋に馴染むし、そういう趣味を気取られたくない層にも猛アピールできる点。いや結構いると思うんだよな、いかに女子人気が高いとは言っても、本来下ネタ満載の男の子向けギャグマンガである。

 そしてこれが一番凄いな、と思ったのがこの作品がルームフレグランスをグッズとして売れる作品であるという点。例えば鬼滅の刃とか明らかにルームフレグランスが存在しない時代の作品では向かないし、呪術廻戦などの高校生が主人公の作品も製品コンセプトに合わない。その他ファンタジー系に多い屋外が主な舞台の作品も同様である。事務所で始まって事務所で終わる話も多い94とビックリするぐらい相性がいいよなぁ、と思うのである(事務所以外にも吸隊とオータムの香りもあるが)。

 税込み4400円はフレグランスとしてはまぁ並みのお値段かと思うけど結構売れるんじゃないでしょうか。オイラはバニラやムスクが苦手なのでパスだけど。
Posted by Haruko

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