レア地名

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<真うかつエピソード2798>
 ウチの兄がわざわざファイルで送ってきてくれた情報によると、JIS第一水準約3000文字のうち、日本国内の正式な地名の名称として使われているのは、おおよそ三分の一にすぎない模様。珍しい字の殆どは地名に使われているんじゃないかと踏んでいただけに意外ですわ。
 先ほどのファイルによると、JIS第一水準で最も使われている字は「県」で、100256箇所。以下、「市」、「町」、「山」、「群」、「田」といった具合に続きます。一方全く使われていない字の多くは確かに街中では殆ど見かけない字ですが、中には「欧」や「忘」、「週」、「混」、「決」なんて普通の字も混じっています。「決」なんてそこいらの駐車場に行けばいくらでも見つかる字なんですけどねぇ。
 一方、この字はホントにどこかの地名に使われているのか?と首を傾げたくなるような字もあるわけで。「狂」、「蚤」、「隷」、「辱」・・・みんな日本のどこかに一箇所だけ存在する地名の一部だということです。日本の地理学は意外と奥が深いようで。

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<本日のアウトドアJIS コード:897a 「越」>
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撮影地:松原
備考:季節ネタをもう1発。
Posted by Haruko

カテゴリ: その他

コメント一覧

〒667-0016 兵庫県養父市八鹿町舞狂 〒630-1244 奈良県奈良市忍辱山町 あとは事業所かな 〒240-8521 横浜市保土ヶ谷区川辺町2-10聖隷横浜病院 蚤はどこでもつかわれてないよ。もう一度表をみなおすがよい。
Isami

忍辱山町では昔よっぽど嫌なことがあったのだな。「蚤」はどうも「蚕」と間違ったっぽい。「蚤」の方は日曜日になると、「蚕」の方は釣具屋の裏で見つかりやすい。
HARUKO