HARUKO、皇居を一周する

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<真うかつエピソード2784>
 昨日の続き。大体上図の行程で行って帰ってきましたよ。

 オイラ旅先ではあまり寝付けない方なんですが、今回は珍しく熟睡&朝の6時半頃にスッキリ目覚めることが出来ました。東京ドームホテルの寝具はなかなか優秀である模様。

 7時ちょっとすぎにチェックアウト、朝食をJR水道橋駅前のマックでとった後白山通りを南下(図1)この辺りはやたらと大学や高校が多く、学生向けの店が多い感じ。更に南下すると神田。一部で有名な奥野カルタ店や岩波ホールの前を通り過ぎます。

 高速の下を通ると(図2)街から生活臭が殆どなくなります。地方の人が想像する「千代田区」のイメージ通りの世界がそこに広がっているわけですよ。いわゆる皇居と官庁街ですね。実はJR水道橋の駅が既に文京区ではなく千代田区だし、秋葉原のある外神田も千代田区なんですけどね。

 更に南下。東京駅の赤レンガが綺麗に見えるこの辺り(図3)は、平日ならビジネスマンやお役人が多数行きかう場所なのでしょうが、まだ朝早い土曜日。目に付くのは警備の警官と皇居名物市民ランナー。ランナーの皆さんにはどうやら反時計回りのコースが人気のようです。この辺りで、脱水症状になった箱根駅伝選手みたいな人を不安にさせる走り方の、胸に「完走日本一」と書かれたゼッケンをつけたどう見ても80過ぎてるおじいちゃんとすれ違いました。

 二重橋前の広場(図4)厳粛な雰囲気を保つためか、ここいらはマラソン禁止。ランナーは外側の道を走ります。逆に言うとちょっとカメラ構えてウロチョロするには度胸のいるポイントでもあります。右も左もお巡りさんしかいないし。だがしかし、ここで旅の目的の一つ「巽櫓」等の字の撮影をせねばならないという使命もあります。あいにく巽櫓そのものを示す表示物は無かったか、あっても撮影不可能でしたが、そこは日本を代表する観光地、周囲の案内板という強い見方のおかげで無事「巽」も「櫓」も撮影成功。しかし気が緩んで、「蛤」や「濠」は撮り忘れ。

 桜田門を通り霞ヶ関前に出ると官庁街(図5)。この辺りは日本で最も治安の良いポイントかもしれません。南方向にまっすぐ伸びる道路から東京タワーが正面に見えます。

 国立劇場前(図6)。歌舞伎等の伝統芸能の看板は何気に漢字の撮影ポイントv。

 イギリス大使館のある辺り(図7)。昔からあるだけあって一等地、そして瀟洒。ここで町の案内板に「嶽」という字をみつけ撮ろうと思って場所を探して右往左往。結局見つからず元の案内板に戻って撮影したものの、結局第2水準だった_| ̄|○という悲運に見舞われます。まぁこの字に限らず今回撮影した字のうち5分の1は第2水準でしたが。道を右に曲がる直前辺りで、東京駅近くですれ違った「完走日本一」のおじいちゃんと再びすれ違いました。

 武道館などがある北の丸公園(図8)。まだ朝の9時過ぎだったと思いますが、1km以上はあろうかというご婦人方中心の大行列が出来ていてビックリ。どうもブランド品の頒布会があったみたいですね。

 皇居に別れを告げ飯田橋方面に向かう道を北上(図9)。この道にはやたらと「ナントカ発祥の地」の記念碑が目につきます。どうも町を挙げてそういうのを売りにしようと画策している模様。細かくてマイナーな記念碑が多いのがアレですが。

 そんなこんなで水道橋に戻ってきたのは10時過ぎ。明日はいよいよ笑点観戦記です。

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<本日のアウトドアJIS コード:9246 「巽」>
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撮影地:東京都・千代田区
備考:早速撮った「巽」を披露。
Posted by Haruko

カテゴリ: 紀行文