リゾート白神乗車記念

リゾートしらかみ(青森駅) 車内


五能線をちんたら走るリゾートしらかみに乗って来ました。

リゾートしらかみ3号が一番ユニークな走りをするんですが、ちょっと青森からだと時間的にきついので、今回はリゾートしらかみ2号に乗車をしてきました。

五能線は青森と弘前の間にある川部という駅から分かれる路線です。したがって青森から五所川原方面に行くには川部から五能線に入ればよいわけです。

しかし、この列車青森を出ると、川部を通過しノンストップで弘前まで走ります。そして弘前で客を乗せおもむろに今来た線路を戻ります。そして先ほど通過した川部に停車、さらに方向を変え、五所川原方面に向かうというなんとも無駄な動きをする列車です。

しかもこの川部で後発の青森発の普通列車と接続しているという素敵なダイヤです(笑)。もともと普通列車のダイヤのところにいれたんでしょうかね?

さて川部を過ぎるとリンゴ畑の中をつっきります。このあたりあきれるくらいのリンゴ畑。リンゴの花のシーズンにくるとかなり眺めがよいところでもあります。ここは津軽平野のど真ん中で、天気がよいと津軽富士の別名をもつ雄大な岩木山を眺めることができるのですが、ザンネン天候がイマイチで裾野しか見ることができませんでした。

五能線から見た海岸線(深浦付近) バスケの町(東能代駅)


鯵ヶ沢を過ぎるとひたすら海岸線です。線路の目と鼻の先まで海が迫り、日本海特有の海岸線がそれに色を添えます。何度か来ているところなのですが、いつきてもいいものですね。

深浦をすぎるとポツポツとあった、民家もほとんどなくなり、まさに海岸線を走る列車となります。夕日が見えるとよいのでしょうが、今回の列車ではちょっと時間的に無理っぽいです。

県境を越え、八森を過ぎると、平野に出、しばらく田園風景を走ると、東能代です。バスケのゴールを見て、スラムダンクを思い出しながら、そのまま青森に「かもしか」で直帰しました。

ところで、「リゾートしらかみ」は平成9年に秋田新幹線開業と同時に誕生した列車です。それまでは「ノスタルジックビュートレイン」という客車編成の列車が観光列車として五能線を走っていました。

この列車は今はなき50系車両(を改良したもの)をDE10が牽引するという、ワタシ好みの列車でした。一度しか乗りませんでしたが、指定席車と展望車が最後尾にあり、そこは西部劇に出てくる列車の最後尾のデッキのようになっていて、扉を開けて外に出て空気が吸えるという列車でした。また列車も快速ではなく各駅停車で前のほうは普通車になっており周辺住民の生活の足となっていました。

この列車はザンネンながら「リゾートしらかみ」の登場で現役を退いてしまいました。車両に年期が入ってきたのと、折り返すときに展望車をひっくり返えし、機関車を移動させるという手間が問題になったんだと思います。

しかし、この古臭い車両や連結作業等の無駄な作業というのが、また、ノスタルジックさをかもし出していたのも事実です。

リゾート列車とはいえ、経費という見えない壁があるのでしょうが、年々旅情というものが減っていくような気がしてなりません。

周辺の駅舎も変化しました。風合瀬、轟といった難読でおなじみの通過してしまう無人駅はあいかわらずですが、白神山地という目玉ができてしまった今、いかにも観光を狙ったといった感じの駅がどんどん誕生しています。

これも時代の流れなのでしょうが、寂しい限りです。まぁ今でも十分旅情はあるんですけどね。

なお、ノスタルジックビュートレインについては、こちらのページに写真等が掲載されています。

追記 五所川原を過ぎると津軽三味線の演奏会があります。見ようかともおもったのですが、4号車(前方)のほうでワタシの席は1号車でしたので今回はパスしておきました。演奏は五所川原から鯵ヶ沢の間です。 この列車社内販売がありますが、川部~鯵ヶ沢の間に弁当の申し込みをして車掌に渡すと途中駅の秋田白神で晩酌セットというちょっと豪勢なお弁当を食べれます。秋田白神から東能代までは30分ほどしかないので秋田まで行く人向けですね。 なお「リゾートしらかみ」は快速列車ですので、特急以上の快適な装備を備えているくせに指定料金はたったの510円ほどです。ただし、今回は五能線パス(3200円)というのを使用したので、この510円すら免除で、結果追加料金は「かもしか」の指定席特急料金の1810円のみの5010円で一周できました。 ワタシは身体障害者割引も適用できるんですが、そちらと比較してもこちらのほうが割安でした。しっかりと値段を比較してくださったJR青森駅の駅員の方に感謝いたします。

Posted by issei

カテゴリ: 旅行記

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♪しゃららしゃかしゃか

 ヒマだったので、兄の「五能線・奥羽本線で行くぐるり南津軽一周の旅」に付き合ってきました。詳細は恐らく兄の日記に記されると思うので、ボクからは小ネタをいっちょ。  あまり知られていませんが、奥羽本線には筋肉少女帯の曲の由来となった駅があります。太宰治好...

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コメント一覧

窓の方に向かう座席とかおもしろいですね。
kawamaco

ちなみに写真の席はラウンジで、空いてれば誰でも座れます。(ガラガラでした) 通常の席はゆったりと座れるリクライニングシート(よくある2列)です。 このほかにも4人用の独立したボックスシートみたいなのもあり、そこでは寝そべったりもできます。
Issei