東○経○リサーチ

○商○済リサーチという興信所から、信用調査をしたいということで10時すぎに電話がかかってきました。

なんでも、とある会社から調査依頼が入っていて、依頼主の名前はいえないが、御社に関係のある会社の上層部からの依頼だということだそうです。

まぁどこの会社かわからないけど、思いあたるフシがないわけでもないので、了承しました。

できれば、今日話を伺いたいとのことで、11時半くらいに調査員がやってきました。いやに急いでいるなと思ってると、調査員がやってきて、名刺と会社の資料を渡されました

見ると、資本金2000万円。ワタシが思い描いていた会社は超大手でしたので、そこの会社がこんなところに調査を依頼するのか?と思ったのが疑問の発端です。

会社設立、経営方針等、一通り質問が終わったあと、経営状況へと質問がうつりました。しかし、まったく数字をメモしません。この段階でカナリ怪しいにステータスが変化しました。

以前帝国データバンクの調査が入ったときは、入念に数字をメモしていました。会社の経営状況について数字ほど重要なものはありませんからね。

でもって、最後に電話をお借りできますか?といわれて本社に電話連絡。おいおい、いまどき電話借りるのかよ。普通携帯だろ?と思いましたが、電話をとりあえず貸しました。

その後電話の向こうの担当者が社長にかわってほしいとのことで、ワタシが電話に出ると、電話向こうの担当者が、データを維持するために信用登録口座を作ってほしいと言って来ました。なんでも費用が、年間12万円かかるそうな。この手のお金の話が絡んでくると、カナーリ怪しい会社ということで、さすがにピーンときました。

ワタシが、即答しかねていると、「登録すると先方様にもその旨を報告します。こういうご時世ですので、作っておいたほうがよいか思いますが?」とプッシュされました。先方も揺すってきます。

ワタシの付き合っている会社がその程度のことで取引をやめるとはとても思えませんでしたので、「今ここでは即答できません」と答えてたら、あっさり電話を切りました。

あとから思えば信用調査をする会社がHPや登記簿を調べればすぐわかる程度のことを、わざわざ面接官が来て、いちいち聞くということ自体が胡散臭いです。最初の電話も社長いますか?でしたしね。社長の名前くらい調べておけよ。事前に。

で、帰ったあとインターネットで検索したら、この会社の情報源としては、こんなのがありました。てか、まんまこのパターンですわ。 http://homepage2.nifty.com/knjobama/bake-cho.htm さて、この会社のポイントですが、以下の3つでしょう。 1)名前が某証券取引所の名前に似ている(社名を聞く限り安心できる) 2)すぐやってくる。(調査するひまを与えない) 3)お金を払わないと不利っぽい発言をする(そんな金で動きそうな興信所には誰も依頼しない罠) ま、なんにしろ賢いやり方ですね。

Posted by issei

カテゴリ: 雑記

コメント一覧

この手のやつは、多いっすね。名付ければ、「相手の思い当たるふし商法」ってやつですか。しかし、引っかからなくて、良かったすね。 以前、えらくは無いので、名前の言えない上司からの依頼という電話を貰いました。聞けば、聞くほど怪しいので断れましたがw
つばめ

他にも交換機の親機を調べにきました〜ってのがありました。 名詞手書きで怪しすぎ。 ネットで調べたらノイズが乗るので装置を取り付けた方がよいとかいって意味ない装置をとりつけるらしいです
Issei

その手のやつでは、倒産情報がちょっとだけ載った機関誌を売りつけるってのもあるようです。(むかし、うちに来ました) 詐欺っぽいのはたいていそうですが、なんだか「そんなものなのかな~」という微妙な値付けなんですよね(^^;;;) 今時のオレオレみたいに根こそぎ持って行くのではないところが、ある意味良心的なんでしょうか。(ないない!(笑))
則巻ガジラ