ほぼ雑記的メモ
札幌市交通局の環状線部分(西4丁目〜すすきの)をようやく乗ってきました。
ここは北海道で唯一の未乗区間だったのですが、この区間が完成したのは2015年ということで、実に10年越しの乗り潰しとなりました。逆に言えば、それだけ長い間札幌周辺には足を運んでいなかったということでもありますね。
北海道までは航空機利用です。千歳でもよかったんですが、なんとなく利用したことがない旭川空港に行きたいなというだけの理由で旭川を起点にしました。これなら函館本線を1日で縦走もできる。なんてこともあり、旭川から山線経由で行こうかとも思ったんですが、ちょうど上の子が文化祭の代休ということで、2人旅になることになり、山線まわりだと札幌到着が深夜0時直前になってしまうので、翌日の学校のことも考えて断念。苫小牧経由のルートに切り替えました。とはいえ、それでもなかなかの強行軍であることに変わりはありません。ちなみにオイラはJALをこよなく利用しているのですが朝イチの始発のJALはANAより出発時間が遅く、ANAを選択することにしました。漂うアウェイ感。初めての第二ターミナル。旭川到着後バスで駅まで移動し、そこから特急で札幌入りして市電に乗車。その後は新函館北斗から新幹線で東京へと戻るという、まさに日帰り弾丸ツアーでした。
札幌での滞在時間は、わずか2時間。その中で今回のメインイベントである市電の環状線区間への乗車を組み込みました。短時間ながらも、大通り公園や札幌時計台も見て回ることができ、思ったよりも充実した内容に。ちょうど大通り公園ではイベントが開催されていて、地元ならではの北海道グルメを味わうこともできました。フライドポテトや焼きそばなど。ほんの短い時間でも“北海道らしさ”をギュッと体験できたのは嬉しい誤算でした。
その後、昼間の特急列車で函館へと向かいました。実は、札幌〜函館間を日中に移動するのは今回が初めて。これまでは夜行の急行「はまなす」しか乗ったことがなかったので、海沿いを走る車窓の風景はとても新鮮で、思わず見入ってしまいました。北海道の大地と海の景色が広がる中を走る列車旅というのは、やはり特別ですね。
そして今回、改めて札幌と函館の距離の遠さを実感しました。移動時間にしておよそ4時間強。こうして大人になって旅程を組んでみると、なかなかの距離感です。ふと思い出したのが、自分の中学の修学旅行。行き先は札幌だったのですが、当時はまだ連絡船の時代で、高速道路も整備されていなかったはず。それでも函館から札幌まで、大型バスで移動していたわけで、「よくあの時代にこの距離を移動してたなあ」と、今さらながら感心してしまいました。バスの中で何やってたんでしょうね?まったく覚えてませんわ。
そんなこんなで、今回は市電の環状線完乗をきっかけに、思わぬ旅の記憶や北海道の広さを再確認する一日となりました。これで残りは沖縄のゆいレールの延伸部分だけということになります。早めに処理をしたいなぁ・・(日帰りかな・・)