超能力テスト

とりあえず次の問題をやってみてください

1.簡単な図形を書き、その中にもうひとつ別の図形を書いてください

2.猛獣の名前を書いてください

3.10から50までの任意の二桁の数字を書きます。ただし、両方の数とも奇数であり、なおかつ二つの数字が同じ数ではいけません

4.外国の大きな首都の名前を書いてください

5.花の名前をひとつ書いてください

6.色の名前をひとつ書いてください

7.50から100までの任意の二桁の数字を書きます。ただし、両方の数とも偶数であり、なおかつ二つの数字が同じ数ではいけません

さてこれらの答えを紙に書いたら続きを読んでみてください。

それではワタシが前もって予言をしていた答えを言いましょう 1)円と三角 2)ライオン 3)37 4)パリ 5)バラ 6)赤 7)68 どうでしょう? さて、タネあかし。 敬愛するマーチンガードナー先生はマジックオタクでもあるようです。 その昔マーチンガードナー先生の本を買いまくってたころ、マーチンガードナーマジックの全てという本を買いました。 ワタシは数学ゲーム的なものを期待してたのですが、これが本格的なマジックの本で、内容がちんぷんかんぷんです。 パケットの中央にブレークをつくりオーバーハンドシャッフルしてインジョグして再度シャッフルしてからスプレッドする とかいわれてもチンプンカンプンなわけです。 まぁ今でこそなんとなくわかるようになったので再度読み直してみました。 さて、その中でマトリックス博士によって創立された透視能力を開発する超能力学校の話が載っています。 ちなみにマトリックス博士(メイトリック博士と訳されていることも)は彼の文章によく出てくる、正体不明の怪しさがウリの仮想人物です。 話の中では、この博士の作った大学の心理試験26題が紹介されています。この問題のうち16題は答えが1つに必ず決まるもので、残りの10題が心理的フォースを利用したものです。心理的フォース10題のうち、図やカードを使用しない7題を紹介してみました。 なお、マトリックス博士の作った超能力学校はその後天才マジシャンによりトリックがみやぶられ、廃校に追い込まれたというオチで終了します。 追伸) これらのうちいくつかのネタはユリゲラーがよく使用していたそうです。言われてみればたいしたことでなくても演出しだいではコロっとだまされてしまうというわけです。 たとえば外国の首都というと、たいていの人はパリかロンドンを書くそうです。そこでボードにパリと書いて消してからロンドンと書いておきます。 客がパリと答えれば、パリを正解として演出をすればよく、ロンドンと答えればロンドンと思ったけれどパリという念が強くロンドンを消してしまったと言って演技を続ければよいのです。 客によってはニューヨークと答えるかもしれませんが、これは首都でないので却下ですね。w

Posted by issei

カテゴリ: 雑記