実家に一番近い廃線跡

東北本線廃線跡

実家に帰省したついでに撮影してきました。実家から100mくらいのところです。

青森市の平和公園から松園橋を経て、栄町、浪打、県病の裏あたりを通る遊歩道がありますが、これが旧東北本線の廃線跡です。浪打付近はバス専用道路として、国道の脇にある側道が線路のなごりと思われます。ものの本によると、この路線が廃線になったのは68年7月21日。東北本線の複線電化にともなうもので、路線の廃止とともに、浦町駅、浪打駅の2駅も廃止となりました。すでに廃線になって30数年。あたりの桜も育ち春には見事な花が咲きます。

ちなみに、松園橋は私が小学生のころ、かけられた橋で、マッタク新しい橋です。

ところで、青森市にはこの線とは別に旧線路通りという通りがあります。これは青森駅からラビナ方向に向かい、古川跨線橋をくぐっいく通りで、いかにも線路っぽくカーブしており、堤町あたりで民家が邪魔しますが、そのまま道をまっすぐ伸ばすと松園橋につきあたります。

その名の通りここは昔線路だったようです。つまり、青森市内の東北本線は少なくとも3回ほど敷設しなおされたということになります。オヤジに聞いてみましたが、随分昔になくなったということで詳しい年はわかりません。

なお、これとは別に青森駅から安方、本町を経て岸壁のほうにのびる貨物の引き込み線もありました。こちらは私が小学校2年生のときには少なくとも現役で使用されていました。今でもよーく見てみると線路の残り香があります。

現在アスパムがあるあたりがそれです。
Posted by issei

カテゴリ: 青森