錦川鉄道

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日曜というのに、思いのほか早く目が覚めました。

しかも本日は梅雨の間のつかのまの晴れ。これはどこか乗りつぶしに行けという神の啓示に違いありません。

というわけで、予定を一切たてずに羽田空港に行きました。鉄道乗りつぶしなのに、何故羽田かというと、もはや簡単に行けるようなところは残ってないからです。なんでもいいからまだ乗りつぶしていないところに行けばいいやという実にナゲヤリな計画が久々に発動しました。(笑)

さて、羽田についてみると、とりあえず広島行きが直近である模様です。 広島というと、錦川鉄道、広島電鉄、アストラムライン、スカイレールサービスと4つも未乗区間が存在する場所。これもまた運命とカウンターで広島行きを購入しました。 ちなみに、ワタシは東北の生まれなので、まったくこのあたりの地理感がありません。今回も錦川鉄道というのが岩徳線のどっかの駅から出ているというところまで知ってたくらいで、一体正確にはどこの駅から出るのかもわからないという状態でして、まさに手探りでの旅行だったということを先に白状しておきます。 まずは、一番やっかいそうな錦川鉄道を目指すことにしました。 広島空港までは1時間、そこから広島駅まで1時間、在来線に乗換岩国まで1時間。いや〜遠いですわ。さてここからイヤな思い出のある岩徳線に乗り換えて二駅先の川西から錦川鉄道へ・・・とおもったらどうも錦川鉄道線は全部岩国から出ているようです。 あとでわかったのですが、分岐駅の川西駅はホームが片側一面しかない小さな駅で、ここから始発はどう考えても無理。そういうわけで錦川鉄道線は第三セクターになった今も全列車岩国始発のようです。勉強になりました。 勉強といえば、錦川鉄道の御庄駅が山陽新幹線の新岩国駅のすぐとなりにあること。これ気がついてたら、ウルトラ市街から離れている広島空港など使わず新幹線で行ってもよかったような・・・ってもう後の祭りですな。 DSC04664.jpg DSC04671.jpg 終点の錦町には5分くらいしか滞在しませんでした。そのまま来た道を戻ります。 来るのに4時間かかったということは、帰りも4時間かかるということ。そのまま帰るだけではシャクなので、宮島口から広島電鉄に乗り、広電をちょこっとだけ乗りつぶし。 DSC04683.jpg DSC04688.jpg また、どうも白市から広島空港に行けるっぽいので、途中の瀬野で降り、かぎりなくスキー場のゴンドラに近い?(いろいろなテクノロジーは凝縮されているようですが)スカイレールサービスなるヘンな乗り物にも乗車してきました。 結局広電の路面電車の大部分とアストラムラインは見送り。やっぱ一日じゃ無理だよなぁ。 本日の行程 東京国際空港>(JAL1605便)>広島空港>(バス)>広島 広島>(JR西)>岩国>(錦川鉄道)>錦町>岩国>(JR西)>宮島口>(広島電鉄)>広島>(JR西)瀬野 みどり口>みどり中央>みどり口(スカイレールサービス) 瀬野>(JR西)>白市>(タクシー)>広島空港>(JAL1616)>東京国際空港 メモ 広島空港から広島駅までは一時間くらい。かなり遠い。 錦川鉄道の御庄(みしょう)駅と新岩国駅は隣接している。 白市から広島空港はタクシーで2500円くらい。バスもあるが本数が少ないので要注意。 余談 瀬野から白市にむかう途中、通称セノハチことEF671とすれ違いました。貨物は連結してませんでしたが。まぁそれだけなんですけどね。 (岩徳線のイヤな思い出について補足) 当時山陽本線の最終電車は岩国から普通に海側をまわっていくと連絡がなくなり下関まで行けなかったのですが、岩国から岩徳線を利用すると山陽本線で行くより岩国に早く着くためその先の電車に乗り継げるというウラワザ?がありました。 当時このダイヤを実際に試してみたかったので、次のような計画を立てました。 「岩徳線まわりで下関に最終で到着、その後、関門人道まで歩き、九州に徒歩でわたり、門司港始発に乗る。」 下関まではうまく行きました。しかし、そこから関門人道まで歩いて人道に到着したのですが、到着後夜は人道が開いてないという事実が発覚。どうしようもないので、また下関まで徒歩で戻り、駅前でうずくまって始発を待つという悲惨な目に会いました。三月の夜はとても肌寒かったです。 なお、岩徳線は海側を走る山陽本線に対し、山側を走るローカル路線のように存在していますが、歴史的にはこちらが山陽本線だったこともある路線です。実際の距離もこちらのほうが短く、山陽本線を普通に使う場合でも、運賃は岩徳線まわりの安いほうで計算します。

Posted by issei

カテゴリ: 旅行記