Raspberry Piで FreeBSD 動かしてみた その2

本家の掲示板見てたら新しいSDのimageが一昨日あたりに出たらしいのでとりあえず試すにはこちらのほうがよいでせう。

http://www.raspberrypi.org/archives/3094

カーネルもセルフビルドしてみました。

svn checkout http://svn.freebsd.org/base/head -r245446

でCURRENTをチェックアウトしてきて、makeするだけです。/usr/srcの下に置くのが楽ちんです。オイラは別マシン上にとりあえず展開して nfsで /usr/srcにマウントしましたが。あと、/usr/objも nfs上に置いておくと捗るんじゃないでしょうか?

で、

/usr/src/sys/arm/conf/RPI-B

を適当にいじります。普通は別名にして保存。

# make buildkernel KERNCONF=RPI-B-hoge WITH_FDT=yes
# make installkernel KERNCONF=RPI-B-hoge


これでok。

なお、上記imageは/etc/fstabにtmpfsが記述されているので、options TMPFSを入れておかないと、boot途中で止まっちゃうので追加しておいたほうがよいでしょう。(あるいはtmpfsを/etc/fstabから消す)それと、options INET6が記述されてないので、IPv6使いたいならそれいれたりとか。

なお、clangでビルドしたい場合はこちらが参考に

http://shell.peach.ne.jp/aoyama/archives/2467
Posted by issei

カテゴリ: BSD

コメント一覧

ローカルのSDで作業するより、イーサ経由のNFSの方が速いのかな?
kaz

Class10とはいえ、三月兎で買ってきた安SDなんで、おそらくそう。/var/tmpをmd化しただけで、viの起動がグッと早くなりますし。 MacOSでHFSでフォーマットして絶望した記憶があるんで、SDのランダムアクセスは遅いというイメージ。最近は早いのかな?
issei