FreeBSDでVirtualBoxのファイルダイアログが開けない

起動して何かしようとすると、

VirtualBox cannnot talk to klauncher Not connected to D-Bus server. FreeBSD

のようなエラーが出て動かないという。まさかファイルのダイアログが開けなくて動かないとか・・・うーん。

で、検索してみると、このあたりがズバリそれのようです。

[Solved] DBus running but not working - The FreeBSD Forums

上のリンクを読んでみると分かる通り解決方法はdbusのダウングレード。何か負けてるような気もしますが、詳細を追ってる時間がないのでオイラもそれに習いダウングレードで解決を目指すことにしました。負け犬。

ダウングレードは古いソースをもってきて自分でmakeしてinstallすればいいんですけど、どうせならportsで管理しておきたいところ。そこで、 portdowngadeとportmasterでダウングレードすることにしました。portdowngradeは /usr/ports/ports-mgmt/portdowngrade/にあるのであらかじめ installしておきます。

ちなみにこのブログ書いてる時点でdbusのバージョンは 1.6.12 です。このバージョンがinstallされていると仮定します。

# portdowngrade devel/dbus

とやるとdbusの更新履歴がずらずらと出てきます。見ると

r312209

が 1.4系の最終バージョンのようなので、このときのportsのディレクトリをチェックアウトしてきます。

# cd /home/hoge
# portdowngrade devel/dbus 312209

このチェックアウトは/usr/portsの下とかでやらないほうがよいでしょう。自分のホームディレクトリとかでやります。するとdbusというディレクトリにr281729のportsのdbusのディレクトリが現れます。

その後

# portmaster -w -o <dbusを展開したディレクトリ> /var/db/pkg/dbus-1.6.12

とやります。これでdbusを再起動したら大体動いているようです。もっとも他のdbusを使うpkgはdbusのバージョンが1.6.12だと思ってるから何か予期せぬ問題が発生するやもしれませんけどね・・・まぁそんときはそんときということで。とりあえず今は何事もなく動いているようです。

Posted by issei

カテゴリ: BSD

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BHyve…
kaz