下妻物語(ウソ)関東鉄道常総線


関東鉄道常総線は茨城県の取手と下館を結ぶ全長51.1kmほどの路線です。1913年に常総鉄道として開業したというのだから比較的歴史のある路線です。その後1940年に常総鉄道と筑波鉄道が合併し、常総筑波鉄道となり、1965年に「鹿島参宮鉄道」と合併し「竜ヶ崎線」を加え、現在の「関東鉄道」となりました


今回この路線を制覇して来ました。


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常総線のホームはJRの隣にありますが、入り口はJRと別になっています。また連絡用の入り口も用意されています。ホームにはこの手の私鉄にしては珍しく、そば屋がありました。あなどりがたいですね。関東鉄道。

さて、関東鉄道常総線の取手〜水海道間は全国でも珍しい「複線非電化」区間です(写真右)。複線非電化区間といえばJR北海道やJR九州にありますが、私鉄ではとんと思いつきません。

私が乗った曜日、時間帯ではガラガラで、何故複線なんだろう?と思ってたのですが、家帰って調べてみると、どうも常総線は平日のラッシュ時には7〜10分間隔で運転をするらしく、かなり輸送量の多い区間だそうです。それを聞いてナットクしました。
私の旅はどうしても休日になってしまうので、そういうギャップもまた面白かったりします。

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時刻表では直通運転のように書かれていますが、列車は基本的に水海道での乗り換えとなります。水海道では1両の単行ディーゼルが待ちかまえてました(写真左)。取手からの客は殆ど水海道で降りてしまい、社内には殆ど人がいません。いよいよローカル色が強くなってきます。

中妻あたりを過ぎると筑波山をバックに一面の田んぼが広がります(写真右)。こんな景色が下館まで続きます。

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最近映画で話題になった下妻の中心駅の下妻駅。深田恭子はいませんでしが、しっかりポスターは張ってありました。(写真の真ん中あたりに注目)

下妻を抜けしばらくすると終点の下館です。常総線は下館でJRの水戸線と真岡鐵道に接続しています。今回はここから真岡鐵道へ乗り換えて茂木をめざしました。

Posted by issei

カテゴリ: 旅行記