急行能登でC寝台。

なんやかんやで上野に着いたのは発車40分くらい前。

ダメもとで席ありますか?と聞いてみましたが、やっぱり満席でしたわ。orz

で、とりあえず富山までの自由席の急行券と猪谷までの乗車券を持って上野駅のホームに行ったら長蛇の列。

直感的にこれはもう座れないと判断して、指定席のデッキで寝ることにしました。通称C寝台。

まぁ喫煙席なら座れそうな気もしましたが、喫煙席に乗るくらいならデッキで立ちがポリシーなので、今回はだまって自由席から一番遠い指定席のデッキを選びました。1号車はレディースカーなので2号車。

敷物はたまたまそこの売店で売っていた夕刊フジでw

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まぁ、これはこれで慣れれば足伸ばして寝れないこともないので、恥じさえ捨てれば、かなり快適にいけます。特に高崎をすぎると直江津まで乗車扱いないですからね。

実際、長岡あたりから意識をうしない、糸魚川まで全力で寝てました。直江津は扉が開いたことすら気がつかなかったというわけで。

いやぁ昔とった杵柄ってのはオソロシイですね。

さて、ワタシは松任に住んでいたこともあり、急行能登はずいぶん利用しました。列車の名前は変わってませんが、その運行パターンはずいぶんとかわっちゃったのも事実ですね。

ワタシがはじめてのったときは12系か14系の客車夜行列車で碓氷峠は3重連で降りるという今思えばマニア垂涎の列車でした。

それが効率重視(昼行列車の白山で折り返してこれる)で489系の電車に代わり、長野新幹線のため長岡まわりに代わりと・・・少なくともワタシが乗ったのだけで3種類あります。

あと、昔は上野駅の高崎線の最終列車で23:59発とかいうすごい列車でした。しかもお土産屋がその時間まで開いているという、これまたすごい営業っぷり。

止まる駅も今より多く、赤羽、浦和、大宮、上尾、桶川・・・そのあたりの駅は全部止まってたような気がします。定期でキセルする客が多いので、発車を前にずらしちゃったんでしょうかね?

あと福井まで行ってたときもありましたねー。あのときは松任に止まってくれたので便利だった・・・。しかもダイヤが改正されるまえは松任駅で特急の通過待ちをしてました。(しかも明るい時間帯)

特急が急行を追い抜いて行く。いまではほとんどないのではないでしょうか?

さて、そんなこんなで気絶するほど熟睡して富山で降りた私は高山本線の始発に乗り、猪谷を目指します。 乗客は山の人と鉄の人の2種類。比率的には5:2くらいでしょうか?この日は日本海側は結構集中豪雨とかあって危険な状態だったはずなんですが、山男、山女ってのはそれでも山に行くんですね。おそろしや。 Dsc04933.jpg 猪谷についたらそのまま即。神岡鉱山鉄道に乗り換えます。列車がつくと同時に入線してきました。わかりやすい。 ここ猪谷はJR西日本と東海の境界駅でもあるのですが、高山本線は去年の台風の土砂災害り猪谷~飛騨古川間がまだ復旧しておらず、この先JR東海でははいけませんので来た客はほぼすべて神岡鉱山鉄道に乗り換えました。 そして、ゆられること30分。早朝の神岡鉱山鉄道は霧靄がたちこめ、とても幻想的な風景でした。しかし、猛烈な睡魔におそわれ、熟睡。w 気がついたら、終点の奥飛騨温泉口に到着でした。時間にして朝8:10分。 Dsc04937.jpg さて、東京に帰りますか。用事済んだし。(はやっ) なお富山から同上した鉄なかたがたは全員同じ列車で引き返し、山な方々は山のほうのバスでどこかにいってしまいました。わかりやすいですね。行動パターン。 以上神岡鉱山鉄道乗りつぶし日記でした。 最後に蛇足ですが急行能登は禁煙車少なすぎですね。寝ながら吸う器用な人なんて、この世にいないんだから、もっと禁煙車を増やしてほしいと思いました。いまどき自由席の喫煙:禁煙の比率が3:2というのはひどすぎる。4:1でもいいんじゃないかと思います。

Posted by issei

カテゴリ: 旅行記

コメント一覧

神岡はよく車で横を通りました。一度、鉄道ものってみたいなぁ、とは思っているのですがいまだにその夢かないません。 そういえば、かつて「神岡鉄道」なる軽便鉄道が走っていたんだそうです。車を運転していると国道でトンネルの跡や、山肌に危なげな軌道跡を目にすることができます。 またいつぞや、神岡にはいってみたいものです
たま

♪急行能登で東京へ〜というCMソングがありましたね。 辰口から1時間チャリに乗って松任まで出て能登に乗ったりしてました。サロンカーで寝ると体が伸ばせて快適でした。
nao

駅の先がまだ伸びてそうな感じだったんで、そこが神岡鉄道ですかね〜。もしくは鉱山のほうかも・・・ CMソングは懐かしいですなぁ。 ちなみにロビーカーも満席で魑魅魍魎と化してました。南無〜
Issei