心筋梗塞になったけど何とかなった話・その16

【真うかつエピソード7035】

 前回の続き。

 新しい部屋に移ることになったオイラでしたが、まだ予断は許しません。新しい部屋が前の部屋より厄介な人の巣窟の可能性もあるのです。

 で、まぁ実際に移ったら、先に移動していた経理の人をはじめ、皆さん気さくでいい人が多く、またトイレから遠いこともあってか普通に歩ける元気な人がほとんどでした。中には手術したその日にスタスタと2本足で歩いた戦前生まれのおばあちゃんとかいたし。

 

 というわけで、環境改善に成功したオイラのMPも元に戻り、随分心に余裕が出てきましたよ、と。

 

 ところで、入院からここまで約2週間。その間何人か退院する同室患者さんを見送りました。その際必ず薬剤師の先生に投薬指導を受け、薬と相性の悪い食物について教えられるわけですが、ほとんどの人が、

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納豆と青汁禁止なんだよな。

 

 納豆とかむしろ心臓病に良さげなんですけどね、循環器治療のメジャーな治療薬の一つ、ワーファリンが納豆や青汁に含まれるビタミンKで効きを弱めてしまうらしいです。

 でまぁ大概の青森の人は納豆が大好きなんで、皆さんこの話をされると、えーーーーってな反応をされるのですが、おばあちゃんがたの青汁愛飲率の高さにも結構驚きました。そりゃまぁあれだけテレビでガンガン宣伝してるんだからどっかに飲んでる人がいるんだろうなーとは思っておりましたが。アテクシ?オイラは大丈夫みたいですよ、ワーファリン飲んでないから。納豆はともかく青汁は飲まないけど。

 

 閑話休題、そんなこんなでこちらの部屋に移ってからは特に大きな問題はなく、順調に検査とリハビリの日々を過ごしておりました。

 そして数日後、ようやく次の山場の予定日が決まりました。心臓カテーテル検査、以前やったステント手術や他の異常などを診断する重要な検査です。

 

その17につづく。

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Posted by Haruko

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