心筋梗塞になったけど何とかなった話・その17

【真うかつエピソード7038】

 前回の続き。

 心カテ検査の日取りも決まり、大分気が楽になってきたその前後、病院で実際にあった細かいエピソードを書いておきます。

 

・下半身まっぱのおじいちゃん廊下をウロチョロする事件

 直接見てはいないのですが、どうもおトイレで粗相をしてしまい、病衣の下だけ脱いでうろちょろしてしまった模様。見ちゃったらビックリしますよね。

 

・入院患者さんの家が火事になった

 もらい火で半焼してしまった模様。もうお気の毒としか言いようがないです。

 

・大家族やってくる

 オイラが入院してこの方、オイラより年上の人は全然おらず、一番近い人でも干支が一回り以上離れていたのですが、だいぶ後半になってとうとうオイラより若い人が入院してきました。それも記録大幅更新、20代です。しかも結構な大家族で兄弟が昭和初期でも多かろう、というぐらいおり、

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お見舞いがまぁにぎやかだこと。

 

 なお、元気な人が多い病室だけあって、彼女も検査がメインの元気なお嬢さんでした。もうとっくに退院しただろうなぁ。

 

・おばあちゃん勘違い事件

 病棟で使っている点滴は、機械式のと非機械式のがあって、機械式の奴は不具合が起きると警告音が鳴ります。この音が結構曲者で、一度鳴り始めるとピンポーン、ピンポーンと結構な音量で鳴り続けます。昼間はそれほどでもないのですが、消灯時刻を過ぎると流石に静かなので結構響いちゃいます。それを聞きつけたちょっと痴呆は入ってるものの足腰がムチャクチャ達者であろうどっかの部屋のおばあちゃんが、

 

「はいはいはいはい、今出ます~」

 

 と、玄関にお客さんが来たものと勘違いして凄い勢いで走り去るのを目撃しました。それを追いかける看護師さん(夜中なので数人しかいない)、

 

「おばあちゃん、ここは病院ですよー」

「そっちは玄関じゃないですよー」

 

と、必死でなだめて部屋に連れ帰りましたとさ。

なお、このミニコントは2夜連続で開催されました。看護師さんって大変だなー。

 

 ちょっと長くなってしまったので今回はこんなところで。

 

その18につづく。

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Posted by Haruko

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