日々うっかり
【真うかつエピソード7041】
前回の続き。
なんだかんだとカテーテル検査の日がやってきました。このカテーテル検査というのを(素人なりに)どんなもんか説明すると、
腕の動脈、もしくは股関節の静脈から
直径2mmほどの管を入れて、心臓近辺を撮影したりなんだりする検査のことです。
導入されてから結構日が経つ検査で、今日もどこかの大病院の循環器科で行われていると思われる普遍的な検査ではありますが、それなりに危険を伴います。もちろん死亡例だってあります。とはいえ、これやっとかないと以前のステント手術の具合とかもわからんし、退院させてもらえんのよ。
逆に言うと、これで問題なしのお墨付きが出たら退院の日取りも決まるという大事な検査でもあります。
てなわけで、手術日が近づいてくるにつれ緊張が高まったかーというと実はそうでもなく、以前ステント手術で股関節からカテーテル入れてますからね、あんまり怖くなかったり。これから同検査を控えている同室の人たちには色々聞かれたけど。
てなわけで検査当日、点滴等の事前準備を終えてストレッチャーに移され、盛大なお見送りを受けたオイラは階下のSFチックな施術コーナーへと移動していきました。
先ほどカテーテルは手首、もしくは股関節から入れると書きましたが、術後手首から入れた場合は2時間ほどの安静で済みますが、股関節の場合は半日ほどベッドに固定されてじーっとしなければなりません。オイラとしては手首でお願いしたかったのですが、生憎と両方からということに相成りました。
術前に当然麻酔を打たれますが、これが結構痛いものの、検査自体は特に痛いってことはなく、なんかモゾモゾしているうちに終わっちゃいました。大仰なわりにそんなもんなんだ、と思いましたよこの時は。
そんなこんなで検査を終え、病室に戻ってきたオイラでしたが、この後この入院生活において最大級の激痛と戦う羽目になったのです。
その19につづく。
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