日々うっかり
【真うかつエピソード7073】
普段は2週間分なんですけどね、次回がモロに年末年始にぶつかるもので。来年のGWあたりも同様になりそうだなぁ~。ま、何事も無ければ。
ところで薬袋の絵を探していらすとやさんを検索したら、また使用目的が謎の絵を発見したよ。
薬を吐き出すお年寄りのイラスト。
『病院で看護師さんが目を離した好きに処方された薬を吐き出している高齢者の男性のイラストです。』とのこと。公開日は2017年1月。何があった?
思いのほか立派なのが届いてだな。
【真うかつエピソード7066】
ビックリした。ケーブルが糸で補強されていてかなり丈夫。あと、布ケース付きのケーブルとか初めて見たわ。
ジャスコイオンで購入。
【真うかつエピソード7059】
今まで大きめの帆布の肩掛けを使用してたんですけど、重いのと、普段持ち歩くものの量を考えたらお財布サイズで問題ないんじゃないかな、と気が付いた次第。ホント、お財布サイズで何の問題もないです。
一つだけ失敗したな、と思ったのは、ポケットの一つがマグネットな点。磁気カードが壊れないかが今のところの懸念です。
【真うかつエピソード7055】
心筋梗塞なんてものになっちまったので、朝晩と薬を飲んでいるのですが、入院中はその都度一回分の薬をその場で飲ませてくれるものの、退院したらそうもいきません。かかりつけのお医者さんに行って処方箋貰い、薬局で2週間分の薬を買ってきます。
この薬袋が朝用、夜用、朝と夜用と3袋あって、最初のうちは飲むたびに袋から出して錠剤をパキっと出してたりしたのですが、間違うと困るし面倒なので、1週間分ずつ仕分けることにしました、そのためのケースが、
コレ。
アマゾンで購入1098円の一週間分ピルケースです。カラフルなケースそれぞれが1個1個独立しており開けると、
このように、
仕切りがあり、朝用・夜用になっております。
この手のケースにもいろいろあり、一日3回飲む人用とかひと月分とかもありましたね。
そういや入院中最大で一回につき13種類薬飲んでる人いたっけなぁ。もう退院して元気だといいな。
【真うかつエピソード7049】
前回の続き。
なんだかんだと退院してから2か月間ビフォーアフタアーでオイラの生活がどのように変わったかつらつらと書いていきましょう。
まずは食生活。
ちゃんと朝食を取るようになりました。
以前は朝食抜きだったんですがね、朝夜薬を飲まなければならなくなったので、さすがに何も食べないというワケにもいかず、一応簡単なのを取るようになりました。なおグラノーラは色々食べてみたけど「一番売れてる」って書いてる奴が一番売れているだけあって美味いです。でもってサラダチキンはスモークタイプの奴が美味しい。
あと、油物はかなり控えるようになりました。倒れた前日の夕食に食べたのがかつ丼だった、ってのもあって未だに特にトンカツがトラウマです。それでも家で食べる分には低コレステロールの油使って料理は出来ますが、外食だとどんな油使ってるのかわからないので、極力揚げ物は控えております。
塩分は結構気を付けていますが、もともとそこまで高血圧体質でもないのでほどほどにしてます。糖分は特に制限はないのですが、コレステロールが怖いので生クリームやバターを使ったお菓子は殆ど食べなくなりました。デザートは主に果物、和菓子、ゼリー、低脂肪ヨーグルトといったところ。ポテチとか久しく食べてないなぁ。
酒はほとんど飲んでません。週に一度程度、15mlほどワインをオーダで割って口にする程度。入院中はずっと禁酒だったもんで、別に飲まなくても平気です。
その他夜は日付が変わる前に寝るようになった、ぐらいですかね。
運動とかは以前も殆どしてなかったのであまり変わらず。歩くのと自転車は一応頑張ってます。交差点で信号変わりそうになったら止まるようにはなりました。交差点で猛ダッシュとか怖くて出来ないので。
総じて病気前より健康的な生活を送ってますね(^^;。
さて、ここまでつらつらと続けてきましたが最後に、もしかしたらみなさん一番興味があるんじゃないかって話をちょっとだけしておきます。入院にかかった費用です。
一度の手術(時間外だったので割増料金がかかりました)、3泊したICU(ぶっちゃけ大概の高級温泉旅館より一泊代高いです)、およそ一か月の入院費、カテーテル検査代、薬代、細かい検査費・・・総合するとマトモに払ったら泣きを見る7ケタオーバーの金額ですが、殆どが保険内、また高額医療費制度の対象であるため、支払いの上限金額が決まっております。なので、実際の支払金額は身の丈にあったものが請求されました。あと、心臓病始め3大疾病対応型の生命保険に加入していたので、色々助かりました。
とはいえやはり病気にならないのが一番ですよ。今回オイラは運良く助かりましたが、これも数々の人の尽力によって支えられたものです。
最後に、この場を借りて闘病中お世話になった方々には厚く御礼申し上げます。長々と駄文にお付き合いいただいてありがとうございました。
←その1。
【真うかつエピソード7046】
カテーテル検査の結果、心臓は通常時60%機能していれば正常なのですが、オイラの場合全力でも56%程度しか動いていない事がわかりました。とはいえこれぐらい動いていれば通常生活を送る分には問題なし、ということになり、晴れて1週間後の退院が決まりました。なおここでアウトの診断が下ればペースメーカー等の手術でまだまだお世話になるとろでした、まずラッキーな方だったと思います。
ところでですね、カテーテル検査のチューブを入れた手首ですが、普通の人だと3日程度で腫れが引くそうなんですが、オイラの場合なっかなか引かなかったんですよ。それどころか、
腕に謎のブツブツが;
思えば手術の夜腕を冷やすために鉄柵に触れすぎて、金属アレルギー的なものを発症したのかもしれませんが、原因は謎のまま、これに関しては退院前にステロイド系の軟膏を追加で処方してもらいました。なお、ブツブツの方はその後治まりましたが、手首の腫れは引きつつも青あざは未だに残っとるとです。参ったなー、退院から9か月後にはまた再検査しなきゃいけないんですけどね;。直ってるかなぁ。
それとですね、退院の日が決まった後、前の部屋で同室だったあの厄介な人とばったり顔を合わせた事があったのですが、向こうさんもそろそろ退院するそうで、以前と比べて表情も明るくなったし、トゲトゲした部分も随分と薄まっておられたとですよ。やっぱりアレですね、人間具合が悪いと性格が攻撃的になるもんなんですよ、おそらく。
さて、そんなこんなで無事に退院出来ました。現在は発症前とそこまで変わらない生活を送っておりますが、それなりに変化はありました。
最終回につづく。
【真うかつエピソード7044】
カテーテル検査が終わり病室に戻ってきたオイラはベッド上での安静を言い渡されます。カテーテルを注入した足首の静脈の方は早くて4時間、手首の動脈の方は2時間透明のプラスチックのプレートを付けたバンドで強力に縛り、その後ちょっとだけ緩める、という流れになりました。
足の方は以前やっているのでまぁいいとして、手首ですけど、
何かむっちゃ紫色になってんですけど・・・
我慢できないようでしたら痛み止めを打ちますよ、と看護師さんには言われましたが、とりあえず大丈夫な気がしたので断りました。
手首はあんまり動かすな、と言われましたので、その日の夕食のおさかなフライは箸が持てなかったので食べられず。ご飯はおにぎりにしてもらい、みそ汁で流し込んで終了しました。
検査2時間後、腕バンドを緩めてもらいましたが、相変わらず何か紫。かなりの圧で止血しているので内出血してるとです。
そして4時間後、股関節の方をチェックしてもらいましたが、どうも止血の具合がよろしくないとのことで、朝までの安静になりました。実はオイラみたいなコレステロール因による心筋梗塞患者は血液が固まりにくくなる薬を飲んでいるので、出血が人より止まりにくいらしいのです。
そんなこんなで腕に止血バンド、足の方は安静で固定されたまま、という嫌な状況のまま就寝時刻を迎えましたが、例によって麻酔が切れてくるにしたがって、これが両方とも痛いのなんのって。入院してからこの方最大級のダブルパンチで、つくづく痛み止めを断ったことを公開しました。手首があまりにも痛いので、金属のベッドの落下防止柵で冷やしたりなんだりしましたがそれでも痛くて眠れません。そのまま一睡も出来ないまま朝を迎えました。
結局バンドが外れて安静が解かれたのは明けて10時ごろでした。我ながらよく耐えたと思います。
その20につづく。
【真うかつエピソード7041】
なんだかんだとカテーテル検査の日がやってきました。このカテーテル検査というのを(素人なりに)どんなもんか説明すると、
腕の動脈、もしくは股関節の静脈から
直径2mmほどの管を入れて、心臓近辺を撮影したりなんだりする検査のことです。
導入されてから結構日が経つ検査で、今日もどこかの大病院の循環器科で行われていると思われる普遍的な検査ではありますが、それなりに危険を伴います。もちろん死亡例だってあります。とはいえ、これやっとかないと以前のステント手術の具合とかもわからんし、退院させてもらえんのよ。
逆に言うと、これで問題なしのお墨付きが出たら退院の日取りも決まるという大事な検査でもあります。
てなわけで、手術日が近づいてくるにつれ緊張が高まったかーというと実はそうでもなく、以前ステント手術で股関節からカテーテル入れてますからね、あんまり怖くなかったり。これから同検査を控えている同室の人たちには色々聞かれたけど。
てなわけで検査当日、点滴等の事前準備を終えてストレッチャーに移され、盛大なお見送りを受けたオイラは階下のSFチックな施術コーナーへと移動していきました。
先ほどカテーテルは手首、もしくは股関節から入れると書きましたが、術後手首から入れた場合は2時間ほどの安静で済みますが、股関節の場合は半日ほどベッドに固定されてじーっとしなければなりません。オイラとしては手首でお願いしたかったのですが、生憎と両方からということに相成りました。
術前に当然麻酔を打たれますが、これが結構痛いものの、検査自体は特に痛いってことはなく、なんかモゾモゾしているうちに終わっちゃいました。大仰なわりにそんなもんなんだ、と思いましたよこの時は。
そんなこんなで検査を終え、病室に戻ってきたオイラでしたが、この後この入院生活において最大級の激痛と戦う羽目になったのです。
その19につづく。
【真うかつエピソード7038】
心カテ検査の日取りも決まり、大分気が楽になってきたその前後、病院で実際にあった細かいエピソードを書いておきます。
・下半身まっぱのおじいちゃん廊下をウロチョロする事件
直接見てはいないのですが、どうもおトイレで粗相をしてしまい、病衣の下だけ脱いでうろちょろしてしまった模様。見ちゃったらビックリしますよね。
・入院患者さんの家が火事になった
もらい火で半焼してしまった模様。もうお気の毒としか言いようがないです。
・大家族やってくる
オイラが入院してこの方、オイラより年上の人は全然おらず、一番近い人でも干支が一回り以上離れていたのですが、だいぶ後半になってとうとうオイラより若い人が入院してきました。それも記録大幅更新、20代です。しかも結構な大家族で兄弟が昭和初期でも多かろう、というぐらいおり、
お見舞いがまぁにぎやかだこと。
なお、元気な人が多い病室だけあって、彼女も検査がメインの元気なお嬢さんでした。もうとっくに退院しただろうなぁ。
・おばあちゃん勘違い事件
病棟で使っている点滴は、機械式のと非機械式のがあって、機械式の奴は不具合が起きると警告音が鳴ります。この音が結構曲者で、一度鳴り始めるとピンポーン、ピンポーンと結構な音量で鳴り続けます。昼間はそれほどでもないのですが、消灯時刻を過ぎると流石に静かなので結構響いちゃいます。それを聞きつけたちょっと痴呆は入ってるものの足腰がムチャクチャ達者であろうどっかの部屋のおばあちゃんが、
「はいはいはいはい、今出ます~」
と、玄関にお客さんが来たものと勘違いして凄い勢いで走り去るのを目撃しました。それを追いかける看護師さん(夜中なので数人しかいない)、
「おばあちゃん、ここは病院ですよー」
「そっちは玄関じゃないですよー」
と、必死でなだめて部屋に連れ帰りましたとさ。
なお、このミニコントは2夜連続で開催されました。看護師さんって大変だなー。
ちょっと長くなってしまったので今回はこんなところで。
その18につづく。
【真うかつエピソード7035】
新しい部屋に移ることになったオイラでしたが、まだ予断は許しません。新しい部屋が前の部屋より厄介な人の巣窟の可能性もあるのです。
で、まぁ実際に移ったら、先に移動していた経理の人をはじめ、皆さん気さくでいい人が多く、またトイレから遠いこともあってか普通に歩ける元気な人がほとんどでした。中には手術したその日にスタスタと2本足で歩いた戦前生まれのおばあちゃんとかいたし。
というわけで、環境改善に成功したオイラのMPも元に戻り、随分心に余裕が出てきましたよ、と。
ところで、入院からここまで約2週間。その間何人か退院する同室患者さんを見送りました。その際必ず薬剤師の先生に投薬指導を受け、薬と相性の悪い食物について教えられるわけですが、ほとんどの人が、
納豆と青汁禁止なんだよな。
納豆とかむしろ心臓病に良さげなんですけどね、循環器治療のメジャーな治療薬の一つ、ワーファリンが納豆や青汁に含まれるビタミンKで効きを弱めてしまうらしいです。
でまぁ大概の青森の人は納豆が大好きなんで、皆さんこの話をされると、えーーーーってな反応をされるのですが、おばあちゃんがたの青汁愛飲率の高さにも結構驚きました。そりゃまぁあれだけテレビでガンガン宣伝してるんだからどっかに飲んでる人がいるんだろうなーとは思っておりましたが。アテクシ?オイラは大丈夫みたいですよ、ワーファリン飲んでないから。納豆はともかく青汁は飲まないけど。
閑話休題、そんなこんなでこちらの部屋に移ってからは特に大きな問題はなく、順調に検査とリハビリの日々を過ごしておりました。
そして数日後、ようやく次の山場の予定日が決まりました。心臓カテーテル検査、以前やったステント手術や他の異常などを診断する重要な検査です。
その17につづく。
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