ビジョン無き新政権

投票率70%もいかなかったのね。3割近くが無関心ってどういうことよ。

でもって、結果は民主圧勝。不安だなぁ。

何故不安なのかといえば、ビジョンがないから。(もっとも小泉無きあとの自民にもないが)

この国をどうしたいのかが分からない。

いわゆる方向性。ビジョン。

まぁなんとなく、大きな政府で社会保証型の社会を目指すとおもうんだけど、 それならそれで厳しい国際競争を生き残れるのかい?と逆に問いたい。

この国の財政は破綻しかけてて、膨大な借金があり、少子高齢化も進んでいる。 痛みを伴わない改革なんてありえ無いと思うんだけど。

その痛みを実際に与えたのは小泉なんだよね。 そして郵政改革が一段落したら、仕事を放り投げてしまって(これも無責任だが)、 改革は中途半端。これじゃうまくいくわけない。

改革は最後までやり遂げてこそ改革でしょう。

そのあとの自民の迷走っぷりは言わずもがな。 これじゃ確かに支持率も下がる罠。

強いリーダシップをもって、どんどんやりにくい改革を していくようなリーダが必要なんだよねぇ。

そしてそれが必要であることをちゃんと 国民に伝えていかなければならないと。

一方、民主はどうかと言えば、 みんなが痛みをわかちあわなければないという現実が待っているのに、 まるで麻薬を打たれて延命措置をされているような気分。

それがオイラが民主のマニフェストに感じたものです。

この国はもう末期癌なのかなぁ?

ま、もっと悪くなればまた次の革命児が現れるかもしれないな。 結局民主主義というのは落ちるところまで落ちないと、 ダメなんだというのがおいらの結論。

その落ちるときまで落ちたときが、仕事辞めるあたりだったり しそうだから困るんだけどw
Posted by issei

カテゴリ: 雑記

コメント一覧

ほんと、棄権しようかと思った。惰性で投票したけど。 とりあえず、わかりやすいところから…高速無料化はやめてくれ。 財源もないし、過積載トラックが走りまくって、橋が落ちかねない。 軌道破壊は軸重の3乗に比例するという記憶があります。 少子化はもうどうにもならんでしょう。移民を受入れても数十年はなんともならない気がする。 角栄の秘蔵っ子だった小沢一郎のほうがリーダシップも政策もなんとかなる気がする。 元が寄合所帯だし、何年、いや何箇月もつかしら > みんす
jack