長野電鉄本線


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須坂から長野電鉄本線に乗り換え、湯田中を目指します。

本線の方は単線ながら特急などが運行されており、さきほどまでの屋代線とはまた違った雰囲気となっています。

さて、日本の鉄道は複線区間は普通自動車と同じ左側を通ります。何故そうなのかわかりませんが、道路にも乗り入れたりする列車もあるので、左側にしておいたほうが何かと便利なんでしょう。あと会社によって右側だったり左側だったりすると相互乗り入れもタイヘンですしね。 余談ですが、コレを覚えておくと、山手線のどちら周りが内回りか外回りかを間違えることがないので、便利です。 そういうわけで、単線区間のすれ違いとかホームの発着番線とかも電車が左側になるように入線するのが普通です。しかし、何故そうなのかサッパリわかりませんが、どうも長野電鉄は右側に入線するようです。おかげさまでケッコウ混乱しました。 さて終点の湯田中駅は全国でも珍しいスイッチバックの駅です。それもホンの10mほどで3両編成の列車の場合だけどいうすごいものです・・・ 一般的にスイッチバックというのには2種類あります。1つは斜面がきついため方向を変えながらジグザグに上っていくもので、箱根登山鉄道や出雲坂根などが有名です。もう1つは勾配の厳しいところに駅や信号場を儲けるためにやむを得ず本線からはずれたところに支線をつくって駅とする場合です。(この他にも運行の関係で進行方向が変わるのもスイッチバックと呼んだりしますが、そちらはとりあえずおいておきます) 湯田中駅はこの2番目のタイプの駅です。到着するときは一端ホームを通り過ぎ、そして10mほど戻ります。発車するときは一端逆方向に10mほど進み、そして、戻ります。わずか10mくらいなんとかなるんちゃうか?とも思いますが、折角ですのでず〜っと保存しておいてもらいたいですね。 というのも、私鉄のスイッチバックはジツは珍しいのです。また、このように終着駅にスイッチバックがあるのはJRも含めてココだけではないかと思います。 なお文章で書いてもよくわからないと思うので、気になる方はこちらの神のページを見てください。 なお長野電鉄は他にも長野〜善光寺間が地方都市ては珍しい地下路線になっているとか、千曲川にかかる村山橋が全国でも珍しい道路との併用橋になっているとか、珍しいものづくしの路線です

Posted by issei

カテゴリ: 雑記