青森ローカル

横浜に行ってきた

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<真うかつエピソード2937>
 タイトルで神奈川県横浜市だと思った人も多いでしょうが、青森県上北郡横浜町です念のため。この町最大の名物は日本一の作付面積を誇る菜の花畑です。咲く季節に合わせて毎年お祭りをやってるんですが、今年も先週末から「菜の花フェスティバルinよこはま」が開催されておりました。折角なので話のタネにでも、と思い片道1時間半かけてノコノコと出かけて行きましたよ。
 で、撮ったのが上の写真。天候にも恵まれたし風車もあるし中々綺麗です。いちめんのはのはな、って感じです。でもそれだけ。一応巨大迷路とかヘリの遊覧飛行、露天やステージイベントなんかもあるんですが、大筋で菜の花畑しかありません。農家が育てている菜の花畑のど真ん中でやってんですから、あたりまえっちゃーあたりまえですが。
 とはいえ、大体どんなお祭りかわかっちゃったし2回目のリピートはは無いなぁ。

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<本日のアウトドアJIS コード:9163 「祖」>
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撮影地:青森県・横浜町
備考:祭り会場から5kmほど離れた場所にある道の駅にて撮影。元祖というだけあって、しょっちゅうホヤを食す地元民のオイラでも食べた事の無い料理ではあります。どんなもんか食べてみたかったんですが、満腹だったのでスルー。惜しいことをしたかも。

道の駅よこはま「菜の花プラザ」


藤崎町にも行ってきた

<真うかつエピソード2930>
 たかはしにラーメンを食べに行った日なので、実は結構前の話になりますが。あん時実は北常盤駅で途中下車して藤崎の地も踏んでおきました。常盤地区は最近合併で藤崎町に編入されたばかりの元常盤村なので、藤崎といってもあんまりピンとこないのですが、まぁどんなトコかというと一般的に都会の人が想像する典型的な農村地域という感じです。見渡す限りの田んぼと畑、それに山。ただ、一般的な村の光景とちょっと違うのは、この規模の町にしては見分不相応な程度にデカい病院があることでしょうか。

 そうはいっても田舎町は田舎町。町のキャッチコピーは、

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日本一ジャンボおにぎりの里


 よっぽど大きなおにぎりを作ったのか、そこかしこでこの自慢話に関する看板を見かけます。

 医療設備が整っているので年取ってから住むには悪く無さそうですが、この町で賑やかに感じたのはこの病院と併設の老人ホーム、その近くのローソンとパチンコ屋ぐらいなので、大筋で若者向けの町ではなさそうです。

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<本日のアウトドアJIS コード:8fed 「常」>
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撮影地:青森県・藤崎町
備考:無人駅ですが、委託で切符の販売員が常駐してるし、ちょっとした売店もある、これまたこの規模の町にしては大きくて小奇麗な駅です。

北常盤駅


堤橋商店街のアーケード

<真うかつエピソード2927>
 以前チラと触れましたが、老朽化に伴い堤橋商店街のアーケードが半月ほど前に一部を除いて撤去終了しました。こんな感じ。

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ビフォ~


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アフタ~


 見通しが良くなりましたが、アーケードだけじゃなくそれ以外の部分も結構老朽化してるのが丸わかりになっちゃいましたね。

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<本日のアウトドアJIS コード:9550 「姫」>
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撮影地:青森県・黒石市
備考:シラヤマヒメ(魔神転生IIで女神:Lv38)。伝承工芸館のすぐ近くの小山の中腹にある古い神社です。山道の途中途中に仏像が安置されていたり、お宮に般若心経が奉納してあったりと、カオス度高め。こういう「神仏分離令?何ソレ」的な神社は、地方に行けば結構多いとみた。

白山姫神社(黒石市)


平川市にも行ってきた

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<真うかつエピソード2925>
 昨日の続き。

 黒石に行った足でそのまま平川にも行ってきました。平川市は平成の大合併で出来た新しい市で、尾上町・平賀町・碇ヶ関村がくっつきました。今回行ったのは尾上方面。

 尾上は農業と造園業が盛んな町で、そこいらに立ち並ぶ農家は、大体が立派な庭付き一戸建てです。そんな中でも特に大地主で大金持ちだった清藤盛美という人が立てたのが上の写真の盛美園。ものすごい立派な庭園と、和洋折衷の館、豪華絢爛な蒔絵を施した仏間なんかがあり、農地改革以前の大地主がいかに羽振りが良かったかわかるっちゅうもんです。

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近くの猿賀神社にも行ってきましたよ


 これも清藤氏が建築に関わったそうな。農地改革以前の大地主が(以下略)。

 何はともあれこれで行き倒してない隣接市町村は残り5つ。

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<本日のアウトドアJIS コード:959f 「福」>
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撮影地:青森県・平川市
備考:フクロクジュ(ペルソナ2・罰でPENTACLE:Lv20)。猿賀神社に七福神全部揃ってました。あまり見かけないもう一人、ジュロウジンもいましたが、「寿」「老」「人」全部アップ済みなのでさてどうしたものか。

猿賀神社


青森市隣接市町村行き倒し

<真うかつエピソード2924>
 青森県には現在40ほどの自治体があります。青森市からだと東通村や田子町辺りが距離的にも時間的にもかなり遠いとこなので、そこまでJIS撮影目的に行くのは辛いものがありますが、せめて青森市の隣接市町村ぐらいには行っておきたいなぁ、と思っております。

黒石市 五所川原市 十和田市 七戸町 板柳町 平内町 蓬田村 藤崎町 平川市

 以上9市町村。このうち五所川原市と十和田市は既に撮影済みなので、残りは7。自家用車があればどこも簡単に行けますが、無い場合ちょっくらめんどいのが黒石市と平川市というところ。更に交通機関は鉄路のみ、などという鉄腕DASH!的な縛りを設けちゃったりすると、突然七戸町が遠くなる模様。2010年の新幹線開通まで待たないと行けません。

 さて遅くなりましたが本題。連休最終日は黒石市に行ってきました。もちろん自家用車で。

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黒石市名物(にしようと頑張ってる)つゆ焼きそば食べました



 出汁で伸ばしたサラサラのウスターソースのスープの中に、一見うどんと見紛うばかり(しかし食べると間違いなく焼きそば)の極太平打ち麺が入ってます。運ばれてきた時には、こりゃ地雷踏んだか?とも思ったもんですが、食べたら結構美味しかったです。3回も食べれば間違いなく癖になるでしょう。流行るといいですね。

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<本日のアウトドアJIS コード:8c4c 「鍬」>
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撮影地:青森県・黒石市
備考:津軽伝承工芸館にて撮影。実は黒石市は現在、ハコモノ行政のツケが回って予算の殆どを借金の返済に充てているという、言わば夕張予備軍状態であり、ここの隣にあるこけし館にあるふるさと創生資金1億円で買った純金のこけしを売るか売らないかで少々揉めております。1億円つったら市の予算のおおよそ30分の1ですから切実です。まぁそもそもこの施設自体が市の財政悪化させたハコモノの一つじゃないかとは思うのですが。

津軽伝承工芸館


連休の成果

<真うかつエピソード2923>
 例年ゴールデンウイークは家でグタっとしていることが多かったんですが、今年はアウトドアJISという趣味が増えてしまったこともあり、ほぼ毎日どっかがっか出かけまくったGWでした。

 JIS関係以外で行った場所と言えば、

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自衛隊のパレードとか


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秋田竿灯とか


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よさこいソーランとか


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ねぶた祭りですね


 撮影地全部同じというか、こどもの日の新町のイベント「AOMORI春フェスティバル」ですが。

 明日は連休最後の日に行ったところの話を書きます。

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<本日のアウトドアJIS コード:8bd0 「巾」>
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撮影地:青森市・平新田
備考:平新田と言えば小巾亭です。週末には行列も出来る大人気のそば屋です。

小巾亭(東バイパス店)


青森地名行き倒し

<真うかつエピソード2921>
 アウトドアJIS100達成の回の日に、「一度は青森の全地名の場所で写真を撮っておきたい」などとうっかり宣言しましたが、改めて郵便番号を元に地名がいくつあるか調べてみました。中には駒込字月見野と駒込字蛍谷のように字より前が同じ地名でも郵便番号が違うところとか、浪岡のように字以下に数多く細分できるところもあるのですが、今回は字より上が一致してれば同じ地名扱いという分け方です。でもって下線が既にアップ済みの場所。

青葉 青柳 旭町 浅虫 飛鳥 油川 荒川 石江 泉野 岩渡 牛館 後潟 後萢 内真部 浦町 上野大谷 大野 大別内 大矢沢 岡造道 岡町 沖館 奥内 奥野 小畑沢 卸町 勝田 合浦 桂木 金沢 金浜 北金沢 久栗坂 久須志 桑原 けやき 合子沢 幸畑 小館 小橋 駒込 小柳 栄町 桜川 里見 沢山 三内 三本木 四戸橋 篠田 清水 自由ケ丘 新城 新町 新町野 諏訪沢 中佃 南佃 松森 花園 八ツ役 第二問屋町 妙見 野尻 田茂木野 四ツ石 問屋町 横内 雲谷 富田 戸山 長島 浪打 浪岡 浪館 虹ケ丘 西滝 西田沢 新田 入内 野木 野沢 野内 橋本 羽白 浜田 浜館 はまなす 原別 東大野 東造道 左堰 古川 古館 細越 本町 前田 孫内 松原 馬屋尻 港町 宮田 三好 本泉 八重田 矢作 安方 安田 矢田 矢田前 柳川 八幡林 六枚橋 築木館 平新田 滝沢 田屋敷 茶屋町 千富町 中央 千刈 堤町 高田 筒井 戸門 戸崎

 まだまだあるねェ。既にナンボか写真を撮ってストックしてあるものの挙げてない場所もあるんですが、それでも未撮影の場所の方がずっと多いです。そもそもどこにあるんだかサッパリわからない地名もたくさんあるし、知ってるだけに面倒で行きたくない場所もあります。

 そんなわけで昨日は「知ってるだけに面倒で行きたくない」地名の一つ・久栗坂に行ってみました。狙うポイントは国道の久栗坂トンネルです(だって他の撮影スポット知らないし・・・)。生憎の強風の中ママチャリを漕ぐこと1時間チョイ。

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到着~


 しかし上の写真はトンネルの青森市街地側、地名で言えば野内(ここもまだ未アップですね)であり、久栗坂ではありません。更に500m程の長さのあるトンネルを潜り抜けるとようやく久栗坂。ホントにトンネルしか無いとこだなー、と思いつつ撮影完了、更に最悪な向かい風の強風の中岐路につきました。本日下半身全般超筋肉痛です。

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<本日のアウトドアJIS コード:8c49 「栗」>
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撮影地:青森市・久栗坂
備考:あまり野内側と見た目の差が無いですのぅ。

久栗坂トンネル


雪中行軍

<真うかつエピソード2917>
 GW真っ只中にして好天に恵まれた昨日、足を伸ばして八甲田山麓にある銅像茶屋に行って来ましたよ。この銅像茶屋は文字通り高台に建つ雪中行軍ゆかりの人物、後藤伍長の銅像の麓にある一件茶屋で、青森の観光名所の一つでもあります。折角なので、オイラぐらいの年齢の青森市民なら子供の頃から口すっぱく聞かされている雪中行軍について軽く講釈。

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<雪中行軍(八甲田雪中行軍遭難事件)>
 明治25年に起こった日本最大の集団山岳遭難事故。
 近いうちに起こるであろう日露戦争に備えて、八甲田山録での厳寒地訓練として計画された。青森→八戸を目指す大部隊のルートと弘前→青森を目指す小規模精鋭部隊のルートが計画され、このうち弘前ルートは無事に訓練を終え任務を遂行したが、八戸ルート側は折からの悪天候、準備不足、指揮系統の乱れなど様々な悪条件が重なり、全210名中199名が死亡という未曾有の大惨事へと発展した。
 この事故の顛末は後に新田次郎により小説化され、1977年にはこの小説を元にした映画「八甲田山」が公開。当時の興行収入第一位を記録し、劇中の北大路欣也演ずる中隊長のセリフ、「天は我々を見放した」が流行語になった。

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 さて、この銅像となった人物、後藤伍長は遭難した八戸ルートの生存者のうち、一番最初に発見された人です。立ったまま雪の中で直立不動の仮死状態でした。何とか蘇生させ、詳しい話を聞くことが出来たので、生き残りの兵隊さんが助かったのも大筋でこの人のおかげというわけです。そんなわけで、遭難当時から現在にいたるまで後藤伍長といえば青森市民なら誰しもが知るヒーローなのですよ。

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GWの銅像茶屋。さすがにまだ雪が深いですね


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後藤伍長像バックスタイル。
 後藤さん本人はそれほど長生きできませんでしたが、銅像が出来た時にはまだご存命で、除幕式に立ち会ったそうです


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眼下に見下ろす光景


 ところで個人的に前々から疑問に思っていたことがありました。この後藤伍長像は大変眺めの良い所に建っていますが、この場所は実際の遭難地や最初に後藤伍長が発見された場所からは結構離れています。何故だろう?ってな疑問を銅像茶屋の人に伺ったところ、なんとまぁあれだけの大惨事を出した事故が起きたにもかかわらず、当時この訓練は大成功だったと喧伝され、同じ場所でまた雪中行軍を執り行う予定があったために、目印となるポイントを見晴らしの良いこの場所に作りたかったから、だそう。ホントだとしたらなかなか狂気じみた話です。

↓↓↓以下映画「八甲田山」の結末に関する重大なネタバレあり。未見の方は注意。

 ところで、映画「八甲田山」はラストシーンで無事訓練を終えた弘前連隊の兵隊さんは日露戦争の激戦区で全滅、結局緒形拳演ずるところの、狂気の集団に早めに見切りをつけて、何とか自分だけでも助かろうと必死で当初の目的地田代を目指し、実際に一人だけ行き着いた村山伍長が一番長生きしたことになっていますが、この2つの重大なキーポイントは事実と異なります。弘前連隊の中には日露戦争で生き残った人もいるし、雪中行軍の青森隊生き残りメンバーの中には90歳まで生きた人もいますが、それは緒形拳の演じた人ではありません。事実を曲げてまでこの映画の製作者が訴えたかった事は何なのか。何はともあれ、一度はじっくり見てもらいたい映画です。

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<本日のアウトドアJIS コード:97fc 「聯」>
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撮影地:青森市・横内
備考:色々と珍しい字を撮ってきましたよ。

銅像茶屋


筋金入りの方向音痴

<真うかつエピソード2914>
 本日は晴天にしてポカポカと暖かく、絶好の行楽日和となりました。これはアウトドアJISやbuzzmapのネタを拾いに行くしか!と思い立ち、早速地図を広げて目ぼしい場所を探します。オイラの足(ママチャリ)で行ける範囲だったら、そうね~幸畑の陸軍墓地なんていいんじゃな~い、ということで目的地はそこにけってー。いそいそとチャリを漕ぎます。数十分後到着したのは、

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アレ?


 どうも途中で明らかに農道とか、児童公園の中とか、私道っぽいとことか、砂利道とか、果ては階段まで通るなあ、と思ってはいたのですが_| ̄|○。何かゴルフバッグ抱えたお父さん方がこっちジロジロ見てるよ~。そりゃそうでしょー、こんな所にママチャリ漕いで手ぶらで来る物好きはいねーもん、フツー。

 家に帰って敗因を分析。

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どうも環状野内線のあたりで一本間違えたラシイ


 いや2本かな?どっちにしても、オイラ地図もGPS携帯も持ってったのになぁ。それでも目的地に辿り付けないオイラって・・・_| ̄|○。
 ま、陸軍墓地にはいずれリベンジトライいたしますよ。今度はもっと太い道通ります。

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オマケ。途中通った桜川の桜並木が綺麗でした



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<本日のアウトドアJIS コード:8e5f 「酸」>
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撮影地:青森市・荒川
備考:周りに何も無いので、一説によると手紙の住所は「青森市酸ヶ湯」で届いてしまうラシイ。あ、ここは車で行きましたから、さすがに。それと八甲田山系近辺は、何人かbuzzmap登録をしている方がいて、ちょっと嬉しかったっす。

酸ヶ湯温泉


青森の桜'07

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<真うかつエピソード2913>
 数日前に開花宣言が出ました。オイラの行動半径内では最も早く咲くんじゃないかと思っている超日当たりのいいジャスコ南側駐車場にあるソメイヨシノが綺麗です。8分咲きといったところ。
 しかし、あれだけ豪雪で桜の開花も危ぶまれるんじゃないかと騒いでいたわりに、咲いてしまったら意外と平年通りというこの自然の摩訶不思議。案外帳尻が合うように出来てんですね。

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<本日のアウトドアJIS コード:91b0 「族」>
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撮影地:青森市・浅虫
備考:ラッコもおるでよ~。

浅虫水族館