ゲーム

丸投げクエストはこんなゲームだったよ

【真うかつエピソード7429】

 30人のキャラクターの中から5人をチョイスしてパーティを組み、魔王討伐隊を派遣するゲームです。と、書くとRPGっぽく見えるけど、実のところロジック寄りのゲームです。キャラクター全く成長しないし(笑)。

 さて、30人の中から5人を選択する組み合わせは1700万通り以上あるのですが、この中で魔王を討伐できるパーティを組む組み合わせはごくごくわずかです。たいていの場合、魔王の城に行きつくことも出来ず、途中で討伐を中断して帰ってくるハメになります。と、書くと遠大なゲームのような気がしますが、何回か派遣しているとこりゃ絶対に無理だ、魔王を討伐できるワケがねぇ、って組み合わせが見えてきます(リーダーを二人入れるとか、ローブを着ずに魔力の高い奴を入れてAコースとかね)。そういうのをどんどん排除していくと、おのずと道筋が見えてくるってもんで、そういう意味では偉大なる先達、eyezmazeさんのゲームに通じる部分はあります。

 やりこみ要素として、全キャラで魔王討伐成功、バッドエンディング回収、能力の全開放なんて要素もあり、前作に引き続きご評価いただいたゲームです。名前ネタを仕込んだのも今作からかな?

 作者個人としては折角なかなか魅力的なキャラを用意したのに、イベントが少なかったかな、と思う部分はあり、その辺りを後の外伝で補完しております。このゲーム単体だとアレックスとかそんなに面白みのあるキャラじゃないですね(^^;。ただ当代のと比べて随分しっかりしている王様と大臣のやり取りは結構気に入っています。

 あとは、そうですねー、番人の本名がわかる希少なゲームではありました(笑)。

 

「魔女っこと封印の石板」に続く。

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しりとりクエスト外伝4・もりもり鉱山の一番長い日はこんなゲームだったよ

【真うかつエピソード7427】

 外伝シリーズの4作目です。この作品でようやくアイテムを画像で複数持てるようになりました。技術は進歩やで。脱出ゲームらしいギミックは1か所しか無いですけど(^^;。

 まぁでもそんな事よりもこのゲームで語らねばならないのはストーリーでしょう。今回は完全一本道です。ある理由から結論は一つしかありません。プレイヤーの方々から何度か別エンドは無いのか、と聞かれましたがありません、この話はこうじゃなくてはイカンのです。

 でー、一つだけ嫌らしい話をすると、オイラこの物語は当初はかなりざっくりしたタイムスリップものとして考え、徐々に細部をつけ足していったのですが、ギリギリで付け足した「前日談」を加えて最終形が見えた時、「あ、オイラむっちゃいい話作っちゃったスゲー」と自画自賛しておりました。後から考えるとタイムスリップものってわりといい話が作りやすい題材なんですけどネ(^^;。

 といった感じで、オイラの作った作品の中では最も反響があった作品です。今となってはオバマの話とか時代を特定するキーワードが逆に???は感じになっておりますが、それでもキッチリまとめ、やり切った感はあります。またこういう物語を作ってくれって言われても無理だろうなぁ。

 

「丸投げクエスト」に続く。

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しりとりクエストZEROはこんなゲームだったよ

【真うかつエピソード7426】

 文字入力式の4文字(以内)しりとりゲームです。主人公はまさかの2度目のお鉢、下っぱです。魔王さんの復活の下っぱと同一人物かどうかはわかりませんが(笑)。

 文字が任意の入力式ということで縛りが薄く、過去のどのしりとりゲームよりも自由がきくというのが売りではあるのですが、存在しない単語を入力しても続いてしまう、環境によっては文字が全て表示されない、といった欠点があり(後者はこの動画上でも発生しています)、続編が作られることなく終了した作品です。

 勇者の住環境がわかったり、1作目の「王国に撒いたビラ」の伏線が今頃になって回収されたりとコネタの多いゲームですが、何といっても園日暗子さん。この作品で初登場ですが、まさかあんな息の長いキャラになるとは・・・。

 

「しりとりクエスト外伝4・もりもり鉱山の一番長い日」に続く。

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しりとりクエスト外伝3・勇者困った!はこんなゲームだったよ

【真うかつエピソード7426】

 外伝シリーズ第3弾は例によってエンディングの多い脱出ゲームです。ここにきて「複数のアイテムを所持可能」とほんの少し進歩した感はあります。ただアイテム表示が文字だったり、セーブ機能が無かったりと、相変わらずのポンコツ面も露呈しています。

 とはいえ、マルチエンディングのゲームとしてはワンプレイが短いのがともかくの売りです。短い奴はホント、あっという間に終わります。あとネタゲーとしても中々じゃないかーと。お相撲さんの下りとか、ホント、よく思いついたよなー。

 一方で既存柵の中で唯一元の製作データファイルをクラッシュさせてしまったゲームでもあり、以降バグ報告が来るたびに冷や冷やしておりました。直せないって事は、重篤な奴だったら非公開にするほかありません。幸いそういう事態には至りませんでしたが。

 前作で初登場の大家さんがいい味出してます。あと、隣の外国人の伏線はしっかり次回作で回収されます。

 

「しりとりクエストZERO」に続く。

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しりとりナントカ!はこんなゲームだったよ

【真うかつエピソード7425】

 非しりとりゲームが3作続いたので、久々に作ってみたゲームです。3文字しりとりというミニマムなゲームの特質上続編が作りづらく(実際作ってない)作者としても時々内容を忘れてしまいがちな地味ゲーではありますが、実のところ結構良くできていると思います。少なくとも連打でクリアできるRush!よりは遥かによくできています。「履歴が残る」仕様は今作から採用。

 おまけ要素としてクリア進捗に応じて寸劇が見られるシステムですが、内容が勇者の過去と番人の裏事情とマニアック。勇者は16歳にして色々背負ってる青年なのでちょっと暗めの内容にはなっております。

 新登場キャラは存在は以前から示唆されていた大家さん、以降何度かご登場願っています。このゲームでは比較的珍しい、ごくごく普通のおばさんです。

 

「しりとりクエスト外伝3・勇者困った!」に続く。

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おおまちがいさがしはこんなゲームだったよ

【真うかつエピソード7424】

 タイトルに偽りなしの間違い探しゲームです。さすがにいつもの小っちゃい画面では遊びづらいので、やや大きめに作りました。

 間違いが全部で70か所もある上に、前作に引き続き絵の小汚さが難易度を上げている部分があり(下書きの線ぐらい消せ、と当時のオイラに突っ込みたい)、完全制覇は中々難しかったと思いますが、初代勇者と番人の過去のやり取りを描いたオマケの寸劇はご好評いただきました。ありがたい話です。

 あと、このゲームで印象に残っているのは税理士事務所の担当のお姉さんに「遊びましたよ~」と言われて赤面した事でしょうか。全く、うっかりしたモンは作れねぇですな

 

「しりとりナントカ!」に続く。

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おやしきクエストはこんなゲームだったよ

【真うかつエピソード7422】

 シリーズ初となるアイテム探しゲームです。個人的に昔から好きなジャンルですが、洋ゲーではよく見かけるものの、国産品は数少ない謎ジャンルではあります。

 ゲームの特性上どうしても広めの画面が必要になるところ、個人製作のゲームということもあり容量削減に努め、また絵柄の小汚さがいい感じに難易度を上げてしまった感はあります

 エンディングは多数ですがセーブ機能は無し。そのためオマケの寸劇が最初からフルオープンになっております。全て懐ゲーのパロディになっており、特に「とき〇モ」には反響がありました。その後このセンスは勇者ラジオの悩み相談コーナーや5・7・5であらすじ説明コーナーに生かされておりますね。あ、勇者ラジオは今後も続きますよ~。

 

「おおまちがいさがし」に続く。

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しりとりクエスト外伝2・王様の受難はこんなゲームだったよ

【真うかつエピソード7421】

 しりとりクエストの外伝シリーズ第2弾です。エンディングが1種類しかなかった前作と違って豊富にありますが、セーブ機能が無い、というやや先祖返りした作りです。当時のオイラはフラグ管理がちゃんとできていなかったの。

 主人公が王様ということで全体的におちゃらけた作りですが、事実上の死亡エンドがあったり、そこまでいかなくても大怪我しちゃったり、大恥かいちゃったりと何かとひどい目に合わされています。

 

 ゲーム性はいたってシンプルというか謎解きらしい謎解きは殆ど無い(エンディングは、ほぼイベントを起こす順番と、取得中のアイテムで決まります)のですが、随所に小ネタやパロディを仕込んだ作りが気に入ってて、真エンドは前回チラっと触れた到達するのが難しいおまけ3寸劇をご覧になった方ならニヤっとすること請け合いです。

 その後何度か登場する呪いの人形嬢と王様のひいおじいちゃん初登場。勇者の趣味・ラジオのハガキ職人がバレた話でもありますが、後にラジオ放送を送り届ける側になるとは、この時は思っても・・・いやちょっと想定してましたね(笑)。

 

「おやしきクエスト」につづく。

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しりとりクエスト4はこんなゲームだったよ

【真うかつエピソード7420】

 前作が趣味に走った作品だったので、今作はしっかり軌道修正しました。すなわち勇者がしりとりをやるゲームです。

 といっても前作で(正確に言えば前々作で)「勇者が魔王を倒す」というストーリーは完結、じゃあどうしよう、国は平和だし勇者もうやること無いじゃん、ってなりますよね。なので王国にはまたしても危機が訪れてもらうことにしました。

 また、物語の進行役には外伝でいい味を出していたガイコツ氏に一任。以降ガイコツこと番人はシリーズ全体を通しての狂言回しを任されることになります。

 

 さてこの作品、しりとりシリーズの中では最大ボリュームを誇っておりますが、エンディングは1種類しかありません。そのエンディングを見るだけならちょっと頑張れば何とでもなるのですが、オマケ寸劇のその3を見るには膨大な時間がかかってしまう(しかも大した内容じゃない)という大欠点がありまして、その点に関しては反省したつもりでした。が、この後もオチを見るのにやたら時間がかかるゲームが量産されます。あまり反省してなかったみたいですね、スミマセン(^^;。

 

「しりとりクエスト外伝2・王様の受難」に続く。

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しりとりRush!はこんなゲームだったよ

【真うかつエピソード7420】

 過去作を紹介するこのシリーズも早や5回目というか、まだ5回目というか。個人的にはこの鬼っ子が5作目という早い段階で作られていたことに驚きを禁じえません。

 まずこの作品で特筆すべき点は、初めてセーブ機能が付いたところです。さすがに教本も相当読み込んでいます。100ページは読まないと付けられない面倒な機能です。

 なんで、セーブ機能つけたかってーと、このゲームのコンセプトがゲームの達成度に従ってオマケが増える要素を導入したかったから、ってのが大きいんですけど、肝心のゲーム内容がほぼ偶然で達成できてしまうため、あんまりカタルシスが得られないのが残念ポイントになってしまっております。

 メインのゲーム内容の方はまぁ人名しりとりなんですけど、今となっては微妙に懐かしい人々がたくさん出てきますので、その点は今見ても意外と面白かったりしますが(そういやOPに出てくる竹若さん、この前ヒルナンデスに出てましたね)、単調には違いないかなー。寸劇はそこそこ面白いと思うので、そこだけ見たい方はムービーのシークバーを6:25あたりまで動かしてください。

 言うなればおまけが本編、そういうゲームです。

 

 「しりとりクエスト4」へ続く。

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