旅行記

千住車庫続き

前のエントリはこちら
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いろいろとツッコミが入ったので本日国土地理院にお邪魔して、またいろいろ調べてみました。以下調査結果とまとめです。

千住新橋を渡って左の梅島方面に向かうのが旧日光街道。これはマチガイないです(図の緑の線)。っていうか1/10000の道路地図に普通に書いてました。_| ̄|○

直進する新道が出来たのは昭和9年頃と思われます。ちなみに昭和7年の地図では新道の大部分が出来ていましたが、日光街道に接続する直前で切断されています。

昭和4年の地図をみてみたら、新たなハッケンをしました。現在では荒川を越え、小菅駅を通過し、JR線を横切る東武伊勢崎線ですが、荒川放水路ができる前は現在の荒川の真上でJRを横断し、日光街道沿いに梅島方面まで直進していました。

しかし、JR線を横断するあたりが荒川の放水路になってしまったので、路線を変更し、北側を迂回するようになったようです。

梅島から北千住に向かう線路がまっすぐではなく曲がっているのが気になっていたのですが、これで全て解決しました。梅島の車庫からまっすぐ線路を延ばすと、今の路線に繋がりますので、線形としては、こちらのほうが自然ですね。(図の青い線)

このときの地図をみると、旧日光街道は点線で示されており、とても車が通れるような道路ではなかったようです。線路がなくなって立派な道路になったということでしょう。タブン
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都バス 品97系統に乗ってみた

え~、ボチボチと都バスのエントリなどを起こして行きたいと思います。都バス初心者なんで、多少のマチガイはご了承を・・・(笑)

品97系統は品川から新宿西口への路線バスです。さて、品川から新宿に行くのに都バスを使うひとはまずいないでしょう。普通はJRです。しかし、ワタシはあえて都バスで行ってみました。こういう人を物好きといいます。



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本日の旅はここから。経路見てもわかるとおり、麻布、広尾、青山、外苑、信濃町とセレブな街中をぐねぐね走っていく路線です。

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天現寺橋付近。ここの外苑西通りを右折し、広尾の高級住宅街に。ここにはかつては都電の車庫があったそうです。このあたりから客層がセレブな感じになってきます。

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四谷三丁目付近。甲州街道を左折してバスは新宿方面に向かいます。四谷消防署のヘリコプターを撮影してみました。

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新宿大ガードをくぐって西口バスターミナルへ。平日はアルタ前を通ってから大ガードをくぐるようですが、土日は混雑をさけるため、新宿3丁目から靖国通りに曲がってしまいます。ってなわけで早くも食い残し発生。(´・ω・`)

ところで、知ってる人は知ってるとおもいますが、昔は東京都内にはそれこそ網の目のように都電が走っていました。しかし、日本が豊かになるにつれ、都電は渋滞を招くだけの邪魔者となり、1つ減り、2つ減りで今は荒川線を残すのみとなってしまいました。 そのいくつかは都バスの路線として残っているようです。この路線も神のページによると、かつては都電(7系統)が走っていた由緒ある路線のようです。 ちなみに、都電7系統は品川ー四谷三丁目まで。したがって、四谷消防署のところが終点で、そこから新宿方面は乗り換えだったようですね。 なお、荒川線を除く都電がすべて消えたのは昭和47年ですから、ワタシが覚えていようものがありません。ここに書いてある都電ネタは全部いろいろなサイトからかき集めてきた情報をもとに推測したものです。 経路 品川-(第一京浜)-魚藍坂下-古川橋-(明治通り)-天現寺橋-(外苑西通り)-西麻布-青山斎場-(外苑東通り)-青山一丁目-信濃町駅-四谷三丁目-(甲州街道)-新宿三丁目-(靖国通り)-新宿五丁目-新宿駅西口

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千住車庫バス停

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千住車庫のバス停があまりにのどかなんで撮影してしまいました。浅草行きのバスはここから出ます。こんなところが始発なんですね。

ただし、ここが始発なのは休日のみで平日は足立区役所が始発になるので、バス停は日光街道(国道4号)のほうになります。そちらは交通量がべらぼうに多いです。

ちなみに、写真の亀甲館は古きよき時代の写真館でした。まだ現役らしいです。

追記 地図をみるとこちらが旧日光街道のようなヨカンがします。昔ながらっぽい商店街もありますし。バイパスが出来てそちらがにぎやかになったということでしょうか?

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方南町に行ってきた

中野坂上駅 中野坂上駅 方南町駅
以外と行かない方南町。ということで乗りつぶしてきました。中野坂上駅ではいつのまにか写真中のような扉がホームに設置されておりました。去年は無かったような気がするので、最近設置されたんでしょうね。というわけで車掌のいないワンマン運転でございました。

本日の行程 青森空港-東京国際空港(JAL1202) 羽田空港-品川(京急) 品川-新宿駅西口(都営バス 品97) 新宿-中野坂上-方南町(東京メトロ) 方南町-阿佐ヶ谷(都営バス 渋66) 阿佐ヶ谷-高円寺(JR東日本) 高円寺南4-王子(都営バス 王78) 王子-足立区役所(都営バス 王49) 足立区役所前-千住車庫(都営バス 北47) 千住車庫-雷門(都営バス 草43) 雷門-東神田(都営バス 東42甲) 東神田-清洲橋(都営バス 秋26) 今回都バスの一日乗車券を買ってみました。なかなか面白いですね。都バス。 そのうち都バスもボチボチエントリを起こしていきたいとおもいます。 追記 中野坂上からの方南町支線は東京メトロになってから(つまり今年の4月1日)ワンマンになった模様です。

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横浜市営地下鉄制覇

とりあえず記録だけ
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地下は真っ暗でした。

本日の行程 水天宮前 - 大手町 - 東京駅(東京メトロ) 東京駅 - 小田原(JR東日本 東海道線) 小田原 - 大雄山(伊豆箱根鉄道 大雄山線) 大雄山 - 新松田(箱根登山バス) 松田 - 国府津(JR東海 御殿場線) 国府津 - 藤沢(JR東日本 東海道線) 藤沢 - 湘南台(小田急 江ノ島線) 湘南台 - あざみ野(横浜市営地下鉄) あざみ野 - 水天宮前(東急田園都市線 東京メトロ) メモ 横浜市営地下鉄 完全制覇 伊豆鉄道大雄山線 完全制覇 食い残し 小田急江ノ島線 藤沢-片瀬江ノ島、湘南台-相模大野

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松田駅でマッタリ

がやがや新松田駅まったり松田駅
さて、バスにて新松田にたどり着いたわけですが、このまま小田急で帰るのも芸がないということで、あえて御殿場線経由で帰ることにしました。ちなみに御殿場線松田駅と、小田急新松田駅はすぐ近くです。

参考までに言っておきますが、御殿場線は昼間のこの時間は1時間に1本しか電車がありません。加えていえば、バスが到着したときはその1時間の1本が行ってしまわれたアトでした。小田急松田駅から新宿方面は10分に1本ほどの電車があり、新宿までの運賃も安いです。はっきりいって御殿場線を使うメリットはまったくありません。

では何故御殿場線かというと、マッタリしたかったからです。というか、これくらいしかメリットないような。(笑)

さて、方針が決まったところであとは行動するだけです。
松田駅より富士山
とりあえず、一通り松田駅周辺をぐるぐるまわりました。以上で行動終了。(笑)

あとは駅のベンチでぼーっとしてました。小田急の駅前は踏切やら、電車の音やら、雑踏やらでうるさいのですが、JR松田駅のホームあたりまで来ると、まったく小田急の喧騒が聞こえてきません。
天気は晴天。空には富士山。風は心地よく、ホームの屋根の下はジツに快適。
聞こえてくるのはすずめのチュンチュンという音と風の音だけ。

ジツにリラックスできました。

そして、いい感じにα波が出たあたりで、列車登場。JR東海の車両でした。そういえば、ここはJR東海なんですね。うっかり忘れてました。

さて、終点の国府津まではわずか4駅。本数が少ないせいもあるんでしょうが列車はかなり混んでいました。混んでいる上にワンマンなものですから、運転手も大変です。休日くらいは車掌をつけてもよいのではないか?と思いました。

さて、御殿場線は鉄道の歴史そのものでもあります。今の東海道線は熱海を経由し、丹那トンネルを抜けて三島に出るわけですが、東京から大阪まで線路が開通したときは東海道本線は今の御殿場線を経由していました。

汽笛一声新橋を〜♪の鉄道唱歌も御殿場経由で歌われております。したがって御殿場線は日本の大動脈だったわけです。そのなごりは今でもあり、例えば

・駅のホームが異様に長い
・SLの給水用の施設(の残骸)がある
・旧国名のついた駅が少ない
松田駅ホーム
なんてのがそうです。最期だけ補足しますが、一般的に後から出来た駅は同じ駅名がすでにあったりすると、冠詞がつきます。例えば武蔵小金井駅は小金井駅より後にできたから「武蔵」というのが頭についてるわけです。歴史のある路線はこの冠詞が少ないのです。

また御殿場線は今でこそ単線電化ですが、ジツは昔は複線だったという全国でも珍しい路線です。したがって、線路の路盤の幅とかが微妙に広く(2本引けそうに見える)、全線廃線跡を走る路線といってもよいでしょう。

御殿場線が単線になった理由は大動脈を支える必要がなくなったというのもあるのでしょうが、戦時中鉄が不足しており、他の重要な路線の建設材料をまかなうことができず、御殿場線のレールを撤去し、資材にあてたからです。 御殿場線の歴史はこちらに詳しくかかれています。 http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/kankou/rekishi/tetsudounomachi.html

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大雄山に行ってみた

本日は贅沢にグリーン車で
小田原と言えば、東海道本線、東海道新幹線、小田急、箱根登山鉄道などが乗り入れているターミナル駅ですが、ジツはもう一つ乗り入れている路線があるのです。

その名は、伊豆箱根鉄道大雄山線。ジツは私もつい最近までこの鉄道の存在に気がついていませんでした。そして、昨日までこの路線は小田急だと思っていました。大変申し訳ない。これでは鉄失格ですね。_| ̄|○

というわけで、名誉返上・・・・じゃない汚名返上のためさっそく出張してチェックをしてきました。とりあえずは東海道で小田原を目指します。本日はリッチな気分でということで900円余計に払いグリーン車での出勤です。快晴絶好調ということもあり、多摩川ではグリーン車の2階から富士山がバッチリ見えました。幸先よいです。

しかし、どうも椅子が体に合わないらしく、途中から結構体勢がつらくなってきました。やはり高級な座席は体に合わないのでしょうか?900円余計だったかもしれません。(笑)

大雄山線
さて小田原駅に到着です。小田原駅がいつのまにか綺麗になっているような気もしましたが、本日の目的は小田原駅の探索ではないので、そのまま大雄山線の乗り場に直行です。ぼろっちい電車を期待してたんですが、新型の綺麗な車両でした。

都内の電車のように客を詰め込む必要がないのか、座席間隔もゆったりしており、座ってみるとリクライニングはないものの先ほどのグリーン車より全然楽に座れました。やはり私は体が貧乏に出来ているようです。

さて、列車は出発です。こちらは期待通りというか、予想通りというか、ぐねぐねぐね〜っと民家の軒先の間を走り抜けていきます。ジツにグッド!!ジツは私こういう線路がスキなのです。終点までの料金は270円。距離にして9.7km。時間にして27分、これまた短い路線でした。
大雄山駅にて
気がついたら終点の大雄山。駅前は結構栄えておりました。ハイカーが多かったので、このあたりを基地にどこかにいくのでしょうか?大雄山駅前をウロウロしていると、駅前にバスターミナルがあり、小田急の新松田行きのバスが止まっているのをハッケンしたので、そのまま新松田を目指すことにしました。

ところで、大雄山線は大雄山鉄道によって開業した路線で、道了尊で有名な最乗寺への参詣鉄道として計画されたものらしいです。せっかくだから最乗寺も行ってくればよかったかな?と思う今日この頃でした。

補足 大雄山線が開業したのは1925年10月15日 現在の小田原駅まで開業したのは1935年6月16日 駿豆鉄道(現在の伊豆箱根鉄道)に吸収されたのは1941年8月23日 小田原駅が新しくなったのは平成15年3月30日 余談 大雄山駅前にあった金太郎の銅像はちょっとどうかと思いました。(笑) 大雄山駅前の金太郎

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東京駅0キロポスト

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新横浜に行く途中に撮影した、東京駅0キロポスト。鉄な人ならたいがいご存じでしょうが、一般にはあまり知られてないようですね。

キロポストとは線路の起点からの距離が記された卒塔婆(?)のような印です。よく見てると線路の脇に立っています。東京駅は東北本線、東海道本線等の起点駅。日本の鉄道の起点駅と言ってもよいでしょう。

というわけで、東京駅には写真のような特別な0キロポストが置いてあるわけです。

写真上  山手線外回り5・6番ホームより内回りホームを眺めた場所 写真下  同ホームより東海道線ホームを眺めた場所

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東武鉄道大師前駅に行ってみた

西新井駅
どこかの政治家がその昔「小さなことからコツコツと」などと言っていましたが、私鉄全線制覇の旅もコツコツとつぶしていくのが大事なのではないか?と思う今日このごろです。

というわけで、本日はどういうわけか、東武伊勢崎線の西新井駅から一駅だけ延びている盲腸のような路線。東武大師線に乗ってまいりました。参考までに周辺地図はこちらです。

さて、いつもなら電車で現地までいくわけですが、本日は好天にも恵まれたということもあり、バイクで西新井まで向かいました。地図を頭に叩き込み、颯爽と日光街道を北上します。

記憶では「環七通りにぶつかるまで進み、そこを左折すればよい」と覚えていたわけですが、なにやら道路標識に「西新井はこちら」の文字が。なんだ。近道じゃん!と思ってまがってしまったのが運のツキ。足立区内で迷いました。(笑)

なんとかウロウロするうちに無事西新井駅に到着。駅前にはスーパーがあって自転車だらけ。なんとかしたほうがよいと思います。まぁ私もそこにチョイとバイクを置かせてもらったわけですが・・・

さっそく切符を購入し一駅だけの旅が始まります。西新井の改札を抜けると、大師線乗り場に向かう入り口に改札がさらにあります。その間約3m。この西新井駅の改札を抜けた瞬間もう切符が回収されてしまいます。というのも終点の大師駅は無人駅で、大師線は一駅しかないから、次の駅で降りるのは自明で、もうここで切符を回収しまって問題ないわけです。たった数m歩く間に寿命を終える切符というのもなんか気の毒ですね。これではまるで精算券です。

大師前駅にて
さて電車は概ね1時間に6本。23区内としては少ない方だとは思いますが、路線距離を考えると多いとも言えます。次の電車までしばらく時間があったので、ホームでぼーっとしてると発車まぎわになってゾロゾロと乗客がやってきて(といっても各シートに3人づっつくらいですが)、結構需要があるんだなと感じました。

電車は2両しかありませんでした。車掌もいません。ワンマンです。

さて、私は1駅だけの盲腸ですから、大師線は下町の家々の間を縫うように走るものだとおもっていたのですが、期待に反して、出発するといきなり線路は高架に。踏切は一カ所もないようです。

大師前駅改札口

でもって、出発したとおもったらあっという間に終点に到着。終点の大師駅も立派でホームも2階にありました(でも無人駅)。というわけ本日の予定はわずか2分で旅情も何もなしに終了したのでありました。

そうそう、帰りはいつもの法則よろしく、歩いて西新井まで戻ってきました。これまたあっというまなことでした。

ところで、Webで調べてみたところ、東武大師線は、かつて東武伊勢崎線と東武東上線を接続しようとして計画された東武西板線の計画のなごりだそうです。大師前まで作ったところで戦争が激しくなり、工事を断念。そのまま大師駅だけがポツリと取り残されたそうな。

東武鉄道は東上線とそれ以外で分断されており(秩父鉄道で線路はつながってますが)、奇妙なことだと思っていたのですが、これで納得しました。

何はなくともこれで東武大師線は制覇。また一歩野望に近づいた?

写真上 西新井駅 写真中 大師前駅ホーム 写真下 大師前駅改札口 家-(バイク)-西新井-(東武大師線)-大師前 (160円) 追記 西新井-大師前が完成したのは昭和6年12月20日、高架化は平成3年7月26日、大師前駅ビルの完成は平成5年3月17日、ワンマン運転となったのは平成15年3月19日(東武HPより)

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肥薩おれんじ鉄道に乗ってみた

今年の3/13に開業したばっかりの肥薩おれんじ鉄道に乗ってみました。

まずは、日奈久温泉駅に。温泉街からは徒歩15分くらい。列車は基本的にワンマンなわけですが、9時になると窓口が開き、切符が買えました。切符うを売ってくれたおばちゃんは「ねっと八代」なるスタッフジャンパーを着てました。どうもNPO法人のようで、この法人に業務を委託して経費を節約しているのでしょう。ちなみに切符は今時珍しい手書きの切符です。

肥薩おれんじ鉄道の切符


発券は慣れてないようでしたが、おしゃべりは慣れているようです。時間までウロウロしていると、きさくにいろいろ話かけてくれました。さすがおばちゃん、やりおる・・観光客の扱い方をよくご存じで・・・と言った感じで。

なにやら箸袋をあしらった、記念乗車券が窓口にビニール袋で止めて展示していたので、「それ買います?」と言ったら、「はいはい」と言って、展示してたそれを売ってくれました・・・展示品処分かよ・・・と買ったあと見ていたら、新品を売れたアトに補充するおばちゃん・・・・

新品あるなら、展示品じゃなくてそっちをクレよ・・・と心底思いました。鉄の心をおばちゃんに理解してもらうにはまだまだ大変なようです。

さて、そうこうしているうちに列車が来たので、とりあえず最初の終着駅出水まで。ちなみにおれんじ鉄道は全線電化していますが、車両は全部気動車です。じゃぁ、電化してる意味ないじゃん!と思ったわけですが、貨物が通ります。なので、マッタク意味がないわけでもないようです。

肥薩おれんじ鉄道 阿久根駅
客はそこそこ乗っていましたが、水俣駅でぞろぞろ降りて4人に。かなり閑散としています。結局そのまま出水まで4人でした。大丈夫なんでしょうか?この3セク?

出水から土日しか動かない快速に乗り換え、これに至っては出水に着いた段階で客0人。出水から乗り込んだ客もわずか4人・・・観光用に走らせている列車なのにこの乗車率はやばそうです。

さらに、乗り換えや交換のために長時間とまるときに駅に降りたりしたときに気がついたのですが、駅員がいないんです。そう土日は窓口(業務委託だろうけど)が休みらしい・・おいおい・・・って感じです。

おれんじ鉄道のパンフには観光用の切符とかが発売中と書いてるわけですが、発売している駅に職員がいないんでわ・・・一体どうやって買えばええんですか・・・;;

ここは3/12まではJRの経営する鹿児島本線だったわけですが、新幹線開業によりJRから第三セクターとなったところです。まぁJRとしては儲からないローカル線を切り離すことでメリットだらけなわけですが、それを引き継いだ方はそもそも大赤字ケッテイなわけで、もう少し危機感をもって頑張らないと、カナーリヤバイんではないでしょうか?

さて、ぐたぐたとこんなことばかり書いてもしょうがないので、車窓などの情報なども・・・

肥後二見から佐敷付近の海岸は海のすぐ側を走る全国でも有数の区間。一見の価値があります。ただ途中で雨が降り出して、天候がイマイチだったのがザンネンでした。

阿久根駅では他どうよう窓口に職員がいませんでしたが、ツバメが大量に巣をつくっておりました。駅舎の中まで、ブンブン飛び回っており、ある意味すごいです。今時こんな駅があるでしょうか?という感じです。ちなみに窓口はしまってましたが、キオスクはあいておりました。好感触〜です。ここで、おれんじ鉄道のちょろQをゲットです。
ちょろQ

ちなみに、わたくし、この区間はJR時代に乗ってるわけですが、夜が殆どで、あまり覚えておりません。鹿児島には何度か行ってるのですが、ローカル線スキーなわたくしとしては、ついつい人吉からループで行ったり、宮崎から日豊本線で行ったりしているわけで、特急電車が走る鹿児島本線はあまり興味がありませんでした。

今回こちらもローカル線になってしまったわけですが、あらためて乗車してみると、なかなか風光明媚な区間です。というか乗ってやらないとヤバイです・・・・

日奈久温泉>出水>阿久根>川内(肥薩おれんじ鉄道、1200円) 川内>鹿児島中央(JR九州、910円) 鹿児島中央>鹿児島空港(鹿児島空港リムジン、1200円) 鹿児島空港>羽田空港(ANA621、0円) 羽田空港>東京シティエアターミナル(東京空港交通、700円)

Posted by issei

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