紀行文

襲名披露上京紀行・その2

<真うかつエピソード3071>
 一昨日の続き。

 上野のホテルにチェックインしたのは23時過ぎ。極めてスタンダードなシングルルームのお風呂に入ってすぐ就寝。目が覚めて腕時計を確認するとまだ5時でしたが、まぁJIS撮影で色々と回りたい所もあるし、そそくさとチェックアウト。結局このホテルにいたのは6時間かぁ、6時間で9800円は高いよな、とか思いつつ外に出ると何か暗い。如何に9月下旬とはいえ、東京の5時半ってこんな夜明け前だっけ?と思いつつよくよく腕時計を確認するとまだ4時半じゃな~い!要するに1時間時刻を見間違えたのでした_| ̄|○。5時間滞在で9800円は確実に高ぇーよ。

 ともあれチェックアウトしてしまったし、この時間帯の上野近辺の治安は良いとは言えないので、なるべく大通りを通って上野駅へ。始発を待ちつつ、とりあえず「鴬」という字を探しに鶯谷に行ってみることにしました。
 山手線の始発に腰掛け、次の駅の鶯谷に到着したので、立とうとしたところ、今度は左足にピッキーンと激痛が。いわゆる「こむら返り」って奴です。多分昨日坂道を上がり下がりしたために普段使わない筋肉を使ったせいじゃないかと思うんですが、普段から運動してないとロクなことが無いということですねトホホ。とにかく動けないのでそのまま山手線に乗り続け、一周する頃にはすっかり夜が明けておりました。

 さて、1時間余計にかかりましたが鶯谷到着。「鴬」の字は駅前であっさり見つかりました。まだ多少違和感がありましたが、その足で入谷方面に向かいます。

kisimo.JPG
恐れ入谷の鬼子母神


 意外と小さいのでビックリ。ここで本当に朝顔市が出来るのかなぁ、といらん心配をしつつ、普段なら絶対歩く距離ですが何分脚部不安があるもので、日比谷線で一駅先の三ノ輪へ。駅前にある「葛葉ライドウ」縁の「目黄不動」を是非お参りしたかったのですが、朝早かったので門が開いておりませんでした。がっくし。

 大分足が良くなってきたので、そのまま徒歩で明治通りを東に向かいます。第2水準ですが「泪橋」の「泪」とか「白鬚橋」の「鬚」とかも一応撮影。

isihama.JPG
途中いい感じの神社がありました


 石浜神社。あまり有名な神社ではないけれど、それでも青森市の殆どの神社よりご立派なのよねぇ。さすが東京。

 そのまま更に歩いて東武の曳船駅へ。「曳」という字を野辺地の千曳駅(おそろしく何も無い駅らしい)で撮影する手間が省けてラッキーと思いつつ向かったのはやはり終着駅の浅草。観光地ってカメラ構えてパシャパシャやっても怪しまれないから、JIS撮影にはもってこいなんですよ。

 続く。

---

<本日のアウトドアJIS コード:89a7 「鴬」>
89a7.jpg
撮影地:東京都・台東区
備考:あっさり見つかった鶯谷の鴬でした。
Posted by Haruko

カテゴリ: 紀行文

襲名披露上京紀行

<真うかつエピソード3069>
 というわけで本日は、先日上京した際の話です。大目的は林家木久蔵・木久扇親子のW襲名披露ですが、到着から会場時刻まで少々時間があったので、アキバの会社の事務所に寄って、早く上がった兄と一緒に神田明神、湯島天神、湯島聖堂などを見て回りました。しかしこの三箇所、近いところにはあるんですが、間が坂だらけで結構上り下りがきついんですね(これ伏線です)。

 さて、順調に襲名披露の会場鈴本に到着。本日は特別公演ということもあり、お二人以外の出演者も噺家だけで林家きく姫・林家いっ平・林家正蔵・春風亭小朝・笑福亭鶴瓶・入船亭扇橋(登場順)と非常にゴージャスです。特に上方落語協会の鶴瓶さんは滅多なことでは関東の定席には上がりません。実際鈴本は初めてとおっしゃってました。如何にレアな興行かわかるってもんで、立ち見まで出る大盛況です。内容も非常に満足なものでした。それにしても、笑点で「会場で木久蔵ラーメン売りま~す」とネタで喋っていた木久扇師匠でしたが、

kikuou.JPG
本当に売ってるとわv


 そんなこんなで、後は一緒にいった6人で食事を取った後オイラは鈴本から一番近いということで取った上野のパークサイドホテルというとこで一泊。ここまでは順調でした。ここまではネ。明日は競馬の話なので月曜日に続く。

---

<本日のアウトドアJIS コード:92df 「鶴」>
92df.jpg
撮影地:東京都・台東区
備考:鈴本で撮影した寄席文字。一見すると鶴って読めませんねぇ。
Posted by Haruko

カテゴリ: 紀行文

八戸えんぶりを見に行ってきませんでした

<真うかつエピソード2845>
 本日は好天にも恵まれた絶好の観光日和だったのですが、まぁ、タイトル通りということで。なーんで見に行かなかったのかというと、一言で言えば寝坊して電車に乗り遅れたから。まぁ次の機会(三社大祭かな?)を待つことにしましょう。

 一応青森駅には行くだけ行って、やっぱり間に合わなかったんですが、そのまま帰るのもなんだか悔しいので、予定を変更して浅虫温泉に行ってきました。そこで、

asiyu.jpg
足湯に浸かったり


rakko.jpg
ラッコを食べたりして帰ってきました


 後半ちょっとウソ。ラッコの肉はは入ってません。多分ね。

---

<本日のアウトドアJIS コード:9787 「裸」>
9787.jpg
撮影地:青森市・浅虫
備考:浅虫の観光案内版から。左下にちょっと見える「ワンダーランド」とはワンダーランド浅虫という遊園地。一昨年閉園になりましたが。つか直せ。
Posted by Haruko

カテゴリ: 紀行文

弘前城雪燈籠祭りを見に行ってきた・その2

<真うかつエピソード2841>
 昨日の続き。

 暖冬であちらこちらの冬イベントに影響が出ている昨今、弘前市の雪燈籠祭りを見物に弘前城まで来ましたが、

tourou1.jpg
大方の予想通り雪がね~


 しかも結構気温が高いので解けかかってるし。燈籠以外にも雪像があったりするんですが、

tourou2.jpg
注:スヌーピー


tourou3.jpg
注:トム&ジェリー


 と、なかなかのショボボボーン具合ではありました。

 しかし、会場のメインイベント広場で、

makko.jpg
馬ッコを見つけてテンションが上がる


 うぉっ!農耕馬だぜ!1トンぐらいあるぜ!10人乗せた馬橇を引いてるぜ!ハァハァ。

 そんなこんなで帰途に着きました。来年はもうちょっと雪が降るといいですね。
 何にせよ撮れなかった字がまだまだたくさんあるので、桜祭りの頃になったらまた行きましょう。

 ところで、今週は八戸市でえんぶりというお祭りがあるので、天候が良ければ行ってみたいなー、と思っています。全く行ったことが無い街なのでちょっぴり、いや、かなり不安ではあるのですが。

---

<本日のアウトドアJIS コード:9380 「凍」>
9380.jpg
撮影地:青森県・弘前市
備考:あまり心配する必要も無いと思った。
Posted by Haruko

カテゴリ: 紀行文

弘前城雪燈籠祭りを見に行ってきた・その1

<真うかつエピソード2840>
 全国的に暖冬ですが、ここ青森県でも同様に雪の少ない日々が続いております。基本的に日々の生活が送りやすいので、大変助かってはいるのですが、それ相応のデメリットもあります。この3連休に合浦公園で行われるはずだった青森雪祭りが、雪不足により中止になりました。
 それでも青森雪祭りは地元民が楽しむための小規模なお祭りなので、大きな影響は無かったと思うんですが、弘前城雪燈籠祭りは観光イベント。県内外からのお客が来るので無理矢理にでも開催せねばなりません。今年は岩木山辺りから弘前駐屯地の自衛隊の皆さんがエッチラオッチラ雪を運んできて、なんとか開催にこぎつけた模様。どんだけの力技で開催したのかこの目で確認したくなり、早速1時間に一本程度しかない奥羽線の鈍行に乗って行ってきましたよ。

 この小旅行には実はもう一つ目的がありました。それは当然新しいJIS漢字を撮る事ですが、弘前市は空襲を免れた城下町だけあって、昔ながらの建物がたくさん残っています。加えて珍しい地名も多いのです。今回向かうJR弘前駅から弘前城の間には、

hirosaki.jpg
目についただけでもこんだけあります


 南塘町の「塘」の字なんて、青森市内ではまず手に入らない字ですヨ。
 そんなこんなでワクワクしつつ降り立った弘前駅から弘前城方面、最短で進めば20分足らずで到着しそうな道を、あちらこちらに足を伸ばしつつ、うんと遠回りしながら進みます。

・・・
・・・
・・・
・・・
・・・

 迷った_| ̄|○。

 もう、城下町なんで道複雑すぎ!鍛冶町あたりが特に猥雑。さすがに青森県唯一の成人映画館を抱える町だけのことはあります。
 それでも何とか城方面に抜け出し、とりあえず上鞘師町の「鞘」の字を撮ったら弘前城に行くか、と思いつつ近辺をぐるぐる3周ほどしたものの何故か見つからず。しょうがないので近所の交番で尋ねたことろ、どうもGoogle地図で見る限り道の南側に見えるこの地名は、実際のところ北側の区画だった事が判明。ちきしょーグーグル奴・・・。

 何はともあれ、「鞘」の撮影終了。弘前城に、

tourou.jpg
ついたついたよヤッホー


 続く。

---

<本日のアウトドアJIS コード:8fe2 「鞘」>
8fe2.jpg
撮影地:青森県・弘前市
備考:土地勘が全く無いので、青森市以外の具体的な町名は勘弁してください。これでも一応弘前市出身で、5歳まで住んでいたのですが。
Posted by Haruko

カテゴリ: 紀行文

市営バスの終着点まで乗って行こう!・その1

sieibus.jpg


<真うかつエピソード2835>
 青森市は無駄に面積だけは広いという側面があり、おかげで青森市営バスは結構な僻地まで網羅しています。先日、最近街角の風景を撮影する、という趣味も出来たことだし、たまにはバスに乗って遠くまで行ってみようかな、という気を起こし、最寄のバス停に行ってみましたところ、最初に来たのが戸山団地行き。ウチから大分遠いし良く知らん場所ではありますが、まぁせっかくだからということで乗り込んでみました。

 国道を明の星通りで右折、そのまま山方面に向かい保健大学の脇を通って戸山高校。この辺りが終着だと思ってたらさにあらず、さらに月見野を過ぎ戸山団地をちょっと過ぎ、ようやく目的地に到着。着いた場所は、

hotaru.jpg
どこだここ?


 基本的に土地勘が全くといっていいほど欠如した生粋の方向音痴であることを到着してから思い出す体たらく。無事に家に帰り着ける自信が無かったので、そのまま折り返し運行のバスに乗って帰ろうかなぁ、とも思ったのですが、出発までまだ30分以上あるし、何よりそれではここまで来た意味が無いと思い、とにかくバス停と来た時車窓から眺めた風景だけを頼りに来た道を引き返すことにしました。

 いやしかし、ホントに不便そうなとこですねぇ、ここいら。戸山団地のある辺りは青森でも有数の新興住宅街で、市内でも特に人口の多い地域のはずですが、しばらく歩いてもあるのは団地と民家と原野、公園だけ。町の案内図を見ても、そこに書かれている家は100%一般民家。とにかく買い物をする場所が殆どありません。1kmほど歩いてようやく生活雑貨とちょっとした食料品を売っている駄菓子屋みたいな店を見つけましたが、ホントにそれだけ。
 更にしばらく歩くと太い道路に出ましたが、ここに潰れたスーパーが一件あり、うらぶれ気分に拍車をかけます。行った時間帯が午後2時代と特に人気の無い時間帯だったからかもしれませんが、ここまで生活感の無い団地って始めて見たわ。
 そのままパチパチと写真を撮りながらバス停沿いに歩くことしばし、月見野霊園入り口で先ほどのバスにちょうど追いつかれたので、それに乗って無事に帰りましたとさ。

 そんなこんなで結構新鮮な気分を体験した今回のミニバスの旅。いちおー「その1」と銘打ちましたが、2回目がいつになるかは未定。やはり出来ればもっとあったかくなってからにしたいところ。

---

<本日のアウトドアJIS コード:93ae 「動」>
93ae.jpg
撮影地:青森市・浪打
備考:久々登場・変な屋号シリーズその5
Posted by Haruko

カテゴリ: 紀行文

HARUKO、再び笑点の収録を見る

spanf.jpg


<真うかつエピソード2785>
 今回の出し物は、お正月の大笑点、及び1/7、1/14分の収録。既に年が明けた設定なので観客もその気分で(笑)。笑点の前説は若手の噺家さんが務めます。その際、携帯電話の電源を切るのと、写真撮影・録音が厳禁であることを口すっぱく注意されるのですが、そこは噺家、「この間こぶ平師匠の襲名披露をやったんですが、その時あれだけ注意したのに前の方に座っているお客さんがパシャっとやっちゃいましてねぇ。後で大もめにもめましたよ。肖像(正蔵)権で」。うまい!座布団一枚。

 本日の出し物は大喜利の収録が2本に、演芸が4本。大喜利の方は例によって安定した面白さ。来年からは昇太さんに「いいトシこいて結婚できないキャラ」が加味されそうな按配ですよ。
 しかし、実は今回の目玉は実は大喜利ではなく演芸。先ほど述べたように今回の出し物は4本。それぞれ「和歌俗曲・柳家紫文と東京ガールズ」、「マジック・マギー司郎」、「ものまね・松村邦洋」と「三人落語・『つる』」。他の奴は大体わかるが「三人落語」って何よ?ブラック団で一席やるのかネ?と軽く構えてたんですが、これが実は直前に明かされたのですが「昇太、たい平、国分太一」によるトリオ落語。発表された時、後楽園ホールに大きなどよめきと歓声が上がりましたよ(笑)。噺の方は国文が中央に座り主役の八っぁん役、昇太さんがご隠居さん、たい平さんがつるの噺を聞かされる大工の役。「つる」はたまたま前日鈴本で聞いたばっかりだったんでついつい比較もしてしまうんですが、国分演じる八は与太郎度高めで中々様になってました。更に若手ならではのオリジナルの解釈を加えたり、説明が必要で難しいポイントは端折るなどして上手いアレンジを加えており、完成度はなかなかのもの。オリジナルとの最大の違いはオチなんですが・・・これはさすがに見てのお楽しみ。今度は国分一人での高座を見てみたいものですね。

 他の芸は、「火付け盗賊改め方長谷川平蔵が~」で御馴染みの紫文さんはいつものように超下らなくて(褒め言葉)面白く、マギー司郎は途中2回大きなハプニングに見舞われつつも面白く、しかし今回一番の大笑いを取ったのは笑点初登場の松っちゃんだったかもしれません。ノリノリで色んなモノマネを演じきり、OKかかった後もおまけ2本つけてくれました。

 というわけで皆様お正月明けの笑点、是非ごらんになってください。面白いですよ!オイラたちは端っこの席に座ってしまったので、テレビに映っている可能性は限りなく0に近いですが。

 p.s.昨日届いたTVブロスによると、正月の「大笑点」では、国分以外のTOKIOメンバーも何がしかの芸を披露する模様。特に気になるのは「城島茂の何でかフラメンコ」。何はおいてもこれは見ねば!

---

<本日のアウトドアJIS コード:9845 「櫓」>
9845.jpg
撮影地:東京都・千代田区
備考:桜田門はいくつかある平時も通れる皇居の門の一つ。ランナーも元気に走り抜けて行きます。
Posted by Haruko

カテゴリ: 紀行文

HARUKO、皇居を一周する

koukyo.jpg


<真うかつエピソード2784>
 昨日の続き。大体上図の行程で行って帰ってきましたよ。

 オイラ旅先ではあまり寝付けない方なんですが、今回は珍しく熟睡&朝の6時半頃にスッキリ目覚めることが出来ました。東京ドームホテルの寝具はなかなか優秀である模様。

 7時ちょっとすぎにチェックアウト、朝食をJR水道橋駅前のマックでとった後白山通りを南下(図1)この辺りはやたらと大学や高校が多く、学生向けの店が多い感じ。更に南下すると神田。一部で有名な奥野カルタ店や岩波ホールの前を通り過ぎます。

 高速の下を通ると(図2)街から生活臭が殆どなくなります。地方の人が想像する「千代田区」のイメージ通りの世界がそこに広がっているわけですよ。いわゆる皇居と官庁街ですね。実はJR水道橋の駅が既に文京区ではなく千代田区だし、秋葉原のある外神田も千代田区なんですけどね。

 更に南下。東京駅の赤レンガが綺麗に見えるこの辺り(図3)は、平日ならビジネスマンやお役人が多数行きかう場所なのでしょうが、まだ朝早い土曜日。目に付くのは警備の警官と皇居名物市民ランナー。ランナーの皆さんにはどうやら反時計回りのコースが人気のようです。この辺りで、脱水症状になった箱根駅伝選手みたいな人を不安にさせる走り方の、胸に「完走日本一」と書かれたゼッケンをつけたどう見ても80過ぎてるおじいちゃんとすれ違いました。

 二重橋前の広場(図4)厳粛な雰囲気を保つためか、ここいらはマラソン禁止。ランナーは外側の道を走ります。逆に言うとちょっとカメラ構えてウロチョロするには度胸のいるポイントでもあります。右も左もお巡りさんしかいないし。だがしかし、ここで旅の目的の一つ「巽櫓」等の字の撮影をせねばならないという使命もあります。あいにく巽櫓そのものを示す表示物は無かったか、あっても撮影不可能でしたが、そこは日本を代表する観光地、周囲の案内板という強い見方のおかげで無事「巽」も「櫓」も撮影成功。しかし気が緩んで、「蛤」や「濠」は撮り忘れ。

 桜田門を通り霞ヶ関前に出ると官庁街(図5)。この辺りは日本で最も治安の良いポイントかもしれません。南方向にまっすぐ伸びる道路から東京タワーが正面に見えます。

 国立劇場前(図6)。歌舞伎等の伝統芸能の看板は何気に漢字の撮影ポイントv。

 イギリス大使館のある辺り(図7)。昔からあるだけあって一等地、そして瀟洒。ここで町の案内板に「嶽」という字をみつけ撮ろうと思って場所を探して右往左往。結局見つからず元の案内板に戻って撮影したものの、結局第2水準だった_| ̄|○という悲運に見舞われます。まぁこの字に限らず今回撮影した字のうち5分の1は第2水準でしたが。道を右に曲がる直前辺りで、東京駅近くですれ違った「完走日本一」のおじいちゃんと再びすれ違いました。

 武道館などがある北の丸公園(図8)。まだ朝の9時過ぎだったと思いますが、1km以上はあろうかというご婦人方中心の大行列が出来ていてビックリ。どうもブランド品の頒布会があったみたいですね。

 皇居に別れを告げ飯田橋方面に向かう道を北上(図9)。この道にはやたらと「ナントカ発祥の地」の記念碑が目につきます。どうも町を挙げてそういうのを売りにしようと画策している模様。細かくてマイナーな記念碑が多いのがアレですが。

 そんなこんなで水道橋に戻ってきたのは10時過ぎ。明日はいよいよ笑点観戦記です。

---

<本日のアウトドアJIS コード:9246 「巽」>
9246.jpg
撮影地:東京都・千代田区
備考:早速撮った「巽」を披露。
Posted by Haruko

カテゴリ: 紀行文

HARUKO、寄席に行く

suzumoto.jpg


<真うかつエピソード2783>
 笑点を見に上京したオイラですが、前の晩に御徒町にある落語定席「鈴本」に噺を見に行くのも旅の目的の一つです。今回の目玉は林家正楽師匠の紙切り芸を見ることでしたが、運悪くこの日に限って正楽師匠お休み_| ̄|○。もしも指名されたら、時節柄サンタさんでも注文しようと思ってたのになぁ~。

 そうはいってもそこはやはりプロの噺家さんや芸人さんが面白おかしい芸を見せてくれる演芸場。ちゃんと面白かったですよ。落語の方は、調子のいい八っぁんが、ご隠居さんから聞いた鶴の名前の由来を他人に聞かせようとして失敗する『つる』、贔屓の相撲取りが巡業先で「勝ったり負けたり」したというから内容を聞いてみたところ、何故か負けてばかりで勝った話が一つも出てこない『大安売り』、気のいい泥棒が、自分が原因でなってしまった短気な亭主と女房の別れ話を仲裁する『締め込み』、下手な碁打ち二人が待った待たないで大喧嘩の挙句、結局仲直りする『笠碁』、等でした。個人的には相撲が好きなのと、演った噺家さんの風貌がそれこそ相撲の親方そっくりだった雰囲気も手伝って、『大安売り』が一番楽しめました。諸芸では三味線のお姐さんの『2分40秒で終わる仮名手本忠臣蔵』がかなりツボ。お姉さん曰く「早いですよ~」とのことでしたが、ホントに早ぇ早ぇ(^^;。

 打ち上げ後は秋葉原により、本日の宿泊場所東京ドームホテルへ。鍵を貰って3048とあったので、うっかり3階で部屋を探し回ったことはナイショ。田舎に住んでいるので、10階以上に上がるという発想が無いのよ。もちろん30階が正解。眺めはさすがに最高でした。

 続く。

---

<本日のアウトドアJIS コード:9647 「萌」>
9647.jpg
撮影地:東京都・千代田区
備考:この町の変わりようにはともかくビックリ。アキバはどこへ向かおうとしているのか・・・。
Posted by Haruko

カテゴリ: 紀行文

中野もみじ山に行ってきた

<真うかつエピソード2761>
 青森県の紅葉名所といえば、何はともあれ十和田湖、次いで奥入瀬や八甲田山麓というところではありますが、黒石市の中野もみじ山もかなりの名所だというので、天気も良かったのでちょっくら足を伸ばして行ってみましたよ。

kimen.jpg
途中おなじみ酸ヶ湯温泉で昼食


 酸ヶ湯は八甲田山系の主峰大岳の登山口でもあるのですが、さすがにこの辺りの紅葉は終わっておりました。
で、食事を取ったお食事所「鬼面庵」のざるそばですが、何気に観光地のレベルを越えた旨い更科そばでした。しかも値段も高くないです。ただし連れが食べてたあったかいそばは、そば粉100%のせいか箸で持ち上げるとボロボロ。ものすごく寒くて暖まりたい時とか、口に運ぶ途中でブツブツ切れるそばが好きな人以外にはお勧めできません。

 さてさて、城ヶ倉大橋を渡って黒石市内に入り更に進むことしばし。

nakano1.jpg
到着~


 中野もみじ山は十和田湖や八甲田山系とは違い、紅葉の名所を作るべくわざわざ京都からいろはもみじ等綺麗な色の紅葉樹を取り寄せて作り上げた、いわば人工の紅葉名所です。そのため自然のものだけが持つダイナミックさには少々欠けるし、しかも後から色々なオプションを付け加えて広げていった感がそこかしこに見受けられ(普通の神社なのに「世界人類が平和でありますように」ポールが立ってる(^^;とか)、ややカオティックな印象すら受けますが、さすがにもみじそのものは綺麗です。

nakano2.jpg


nakano3.jpg


nakano4.jpg


 ともかく一回見に行く価値はありますよ。「もみじ山」といってもハイキングコース以外はあまり勾配が無いので、底が平たい靴なら十分しっかり見て回れます。
Posted by Haruko

カテゴリ: 紀行文