日々うっかり
【真うかつエピソード6282】
前回のあらすじ:
終に目的を果たした氷の勇者はタロスと共に崩落する深淵の暗黒塔を間一髪脱出した。
・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、通算その16です。
さて今回のお話し。
・象牙の門から元いた世界に戻って来た氷の勇者は、そこでようやくタロスが瀕死の重傷を負っていることに気付きました。
てなところで、「Symphony Of Enchanted Lands」の10曲目、この幕のまとめソングにして表題曲の「Symphony Of Enchanted Lands」をお送りします。まとめソングというだけあって13分オーバー(!)の4部構成の長大曲なので、まずは冒頭の第一部、アレシウス爺の長台詞の邦訳からご紹介しましょう。
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魔法王国の交響曲
”運命とは何と残忍なるものぞ・・・ やがて滂沱たる涙が戦士の貌と、タロスを覆いにけり 愛しき龍は是が最期と翼を広げん、 死すれども自由をば見出したりと喜びにけり いざ飛ばん、高く飛びませい、猛きタロスよ・・・ 其方の名は魔法の国々の民に常に刻まれん・・・ 其方の記憶は魔法の国々を救うべく 暗黒王の大軍に立ち向かいし我らを永遠に鼓舞せん さらば我が兄弟よ・・・いざさらば・・・!!”
死に瀕したタロスは、それでも最後に自由になれて良かった、と氷の戦士に礼を述べ、今度こそ地平線の彼方に飛び去って行きました。ドラゴンの矜持という奴でしょうか、死の瞬間を見られたくなかったのでしょう。
・・・ん?死ぬ間際を見られていない、それは即ち生存フラグではないのかって?・・・だったらどんなに良かったでしょうね・・・。
でもって第二部の歌詞はコチラ。
夜明けの神よ、雷の父よ 今正に我に吹き付ける風の神よ 其方らの聖なる導き全てに礼を捧げん 山よ、丘よ、森よ、海よ 全ての犠牲者よ、そして我が姫よ 終ぞ奴等が血を流す時来たれり 今やエメラルドの剣は我が手中に有り
ハイ、ここまで引っ張りに引っ張られましたが、ようやくエメソゲット宣言です。やったね氷の戦士♪
第3部と第4部は、詞の内容的にはこれで暗黒王とその軍勢をギタギタにしてやる~ってな話が延々続くだけ(^^;なので割愛。
それではそろそろ曲紹介に参りましょう。
この壮大なサーガの一つの節目を彩るのに相応しい超大作です。エメソゲット宣言に当たる♪the emerald sword is now mine~んとこ、ファビオさんてばもう血管切れそうなフル音量で朗々と張り上げてますよ、これだけでも一聴の価値あり。詞の方は割愛しましたが、3部4部は一曲目のメインテーマを巧みに取り入れたり、エメソゲットの喜びを表現したかのような陽気なフォークが流れたりと盛りだくさんの中々凝った作りになっております。13分ありますが、冗長さは感じません。つかこの先もっと長い曲もあるし(^^;。
てなところで今回は終わりです。次回は怒涛の新章突入、風雲急を告げる3rdアルバム「Dawn Of Victory」の序章をお送りする予定です。このアルバムは名曲揃いですが、内容的にはキツい・・・絵に出来るかな・・・。
・YoutubeでSymphony Of Enchanted Landsを見ちゃる
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