丸投げクエスト外伝2・デビュタントはこんな作品だったよ

【真うかつエピソード7435】

 丸投げ外伝シリーズ第二弾です。前作プレシャス・メアリーがサウンドノベルの体をとっておきながらストーリー分岐が一個もなく、小説としてはともかくゲームとしては「風味」に留まっていたため作者としても若干の消化不良を残しました。

 その辺りの反省を踏まえて出来たのが本作です。マルチエンディングかつ、MPによる強制終了ありとよりゲーム性を高めました。

 主人公は丸投げではそこそこ人気があったと思われるローズ嬢。それでもパラメータの魅力値が高い割にそこまで魅力が伝わんなかったかなー、という嫌いもあり、バストアップイラストなども描き直したりと結構力を入れました。番人(本体)も久々に再登場し、キャラゲーとしてはまぁまぁ上手く仕上がった方かな。手前味噌ですが(笑)。

 でー、肝心のノベル部分ですが、今回は吸血鬼モノということでゴチックホラー・・・を目指したかったと言えば嘘になります。実際に目指したのはライトノベルです。オイラにとって吸血鬼モノと言えばブラム・ストーカーではなく菊池秀行なのですヨ。あとスティーヴン・キング。

 まぁただ「吸血鬼ハンターD」が好きだからと言ってそういう小説が書けるかつったら、全然そんなワケではなく、それなりに苦労して紡ぎだした記憶が。あと、この作品からルビがつき、「単騎」と書いて「ソロ」とか、結構アレな方面に突っ走ってますが、それはオイラがライトノベルというものは過剰気味に中二っぽい感じを醸しだした方がソレっぽい、という思い込みがあったからで、オイラ本人が中二病ってわけではないですよ、多分。

Posted by Haruko

カテゴリ: ゲーム