日々うっかり
【真うかつエピソード6308】
前回のあらすじ:
終に暗黒王が本気出し始めた!
・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、通算その26です。まずは今回のお話から。
・氷の戦士に逃げられた頃、アクロンとその取り巻きはゴーストランドにある、古代の聖堂に向かいました。
・何やら儀式を執り行う・・・との事ではありますが、あまり詳しい事を聞かされていなかったダーガーは、師に詳細を訪ねます。
・「我が君アクロン様ご執心の古代の女王にして偉大なるクロンの妻に復活して頂くための儀式じゃよ」と、ヴァンカー。
・「エメラルドソードの奪取、それも勿論必須ではあった、それと」、
・努めて平静を装うダーガーでした。
といったところで今回は4thアルバム「Rain Of A Thousand Flames」2曲目はインストゥメンタルなので飛ばして3曲目、「Queen Of The Dark Harizons」の1番の邦訳をお送りします。
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暗き地平線の女王
黒キ薔薇ノ囁キ、無垢ナル血ヲバ欲ス 彼ノ女、深淵ヨリ舞イ戻ラン
愚者の黒き汚物をば蝋燭が照らしめし時 魔女共は空を駆け、狼は月に吠えり 害悪の娘にして恥辱の女主人 彼の女の墓は目覚めを許され、今や開かれん・・・ 彼の女は悲嘆の妃にして 苦痛の運び手なれば 悲哀の門より彼の女の名状し難き名が叫ばれし時 月光、彼の女の貌をば照らしにけり
呪われし者の聖堂の地下にて、儀式が始まりぬ さすれば彼の女の犯せし罪は此れが最後とはならぬ
黒き蝋燭が燃え盛り、彼の女の帰還をば知らしめん 死の女王の治世、此処に来たれり・・・死の!
それではそろそろ曲紹介に参りましょう。
非まとめソングにも関わらず何と13分オーバーの超大作です。これより長い曲は5作目の最終まとめソングしかございません、いやはやホントプログレかよ!
実際のところプログレというよりどっかの映画のサントラみたいな曲だよなー、とは思っていたのですが実際イタリアの巨匠ダリオ・アルジェントのホラー映画「フェノミナ」のBGMのカバーだそうです。この映画オイラの大好きなホラーゲーム「クロックタワー」のインスパイア元でもあるのですが、残念ながら未見です。ダリオ・アルジェントといえば子供の頃サスペリアの洗礼受けたっけなー。アレは怖かった。
閑話休題。各楽器パート頑張ってるし(特にサビのドラム)、ゴシックホラーの雰囲気とメタルが融合した中々聞きごたえのある曲なのですが、いかんせん、長い。長すぎるよ!歌詞も悪くないし10分以下に収めてくれたら傑作だったと思うんだけどなー。
てなところで今回は終わりです。次回は4thアルバム「Rain Of A Thousand Flames」の4曲目、「Tears Of A Dying Angel」を予定しております。
・YoutubeでQueen Of The Dark Harizonsを見ちゃる
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