絵で見るエメラルドソード・サーガ・第1幕場面7 Lord Of The Thunder

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【真うかつエピソード6266】

前回のあらすじ:

氷の戦士は死者の断末魔の耳鳴りに悩まされていたが、少し回復した。

 

 ・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、その7です。

 さて今回のお話。

 改めて復讐をバネに頑張ろう、と決意した氷の戦士ですが、気持ち的にはまだモヤモヤが晴れ切ってませんでした。夜になり、少し気持ちを落ち着かせようと馬に乗って周辺を駆け回ったところ、遠くから雷の音が聞こえました。

 てなところで7曲目の紹介といきましょう。ファーストアルバム「Legendary Tales」の9曲目、「Lord Of The Thunder」今回は最初のサビまでの歌詞のご紹介です。

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雷の神

 

闇と悪が支配せし時代、神の導きの下産まれ
栄光こそ我が母、炎こそ我が兄、剣こそが我が法
混沌と憎悪に塗れし処に我が安住の地は無し
正義と秩序を律さんが為、我は鋼の剣を振るわん

聖焔はいやまさ燃え上がれり、勝利の為我が胸を長しえに燃やさん
聖戦は次なる烈王を待ち受けぬ

青毛に騎乗せし我が心中の猛りは森を抜け
熱き血の川が流れし谷に沿う
湖を越え、丘を越え、我は風の号令に応じん
いと高く予言を掲げよ、我が姫の為我は戦い、そして勝利せん

雷神よ、我を導き給え
我が最後の戦に挑む後先に於いて
我は其方の兵となりて光を捧げん
我が命と誇りある限り戦場を駆けん

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 あ~~~、とうとう戦士さん自ら神の子認定しちゃったよ・・・まぁ完全に吹っ切れたようで何よりです。あと馬・・・お前青毛やったんか・・・鹿毛にしちゃったけど今更面倒だからもうこれでいく。

 にしても6行目the holy war is awaiting another fiery kingのfiery kingが誰を指すのか解釈が難しいところだの。暗黒王ことアクロンはずっとlord呼ばわりだったし・・・ま、でも消去法から言ってアクロンだろうなぁ。オイラぐらいの世代からするとアクロンてセーターでも洗ってそうな名前ではあるのだけど。

 

 それではそろそろ曲紹介に参りましょう。

 バラードの次は当然激しいメタルサウンドです。のっけから重厚感のある前奏から入り、間奏のストリングスや雷を再現したかのように激しく叩かれるドラム、サビのロシア民謡風男性コーラスの大合唱など非常にいい感じの曲ですが、何故かそこまで印象に残らない作品で、隠れた名曲止まりでしょうか。というのもですねぇ、雷関係の歌では3rdアルバムに押しも押されぬキラーチューンが御座いましてねぇ・・・その曲に隠れちまってるんじゃねぇかと思います。

 

 てなところで今回は終わりです。次回は「Legendary Tales」の10曲目にしてトリを飾る表題曲「Legendary Tales」を予定しております。

・YoutubeでLord Of The Thunderを見ちゃる

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Posted by Haruko

カテゴリ: 音楽