絵で見るエメラルドソード・サーガ・「Power Of The Dragonflame」序章

【真うかつエピソード6313】

 長かったエメラルドソード・サーガもとうとう5thアルバムの最終章に突入しました。この「Power Of The Dragonflame」というアルバムは、これまでの集大成及び、伏線回収、更にまだやってない事をこれでもかと詰め込んだ結果、とんでもないてんこ盛りの濃厚にも程があるフルアルバムになった、というところでしょうか。このアルバムは紛れもなく『名盤』です。しかし、それは1~4作をずっと聞き続けてきた者に許される感想かもしれません。何の先入観も持たずにこのアルバムから聴いちゃったら胸やけ起こしますぜ、濃すぎて(笑)

 

 前置きが長くなりましたが、まずは恒例バンドメンバーの紹介から参りましょう。

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・ヴォーカル:ファビオ・リオーネ

・ギター:ルカ・トゥリッリ

・キーボード:アレックス・スタロポリ

・ドラム:アレックス・ホルツヴァルト

 

 ・・・ん?ベースどこいった?という素朴なご質問ありましょうな。実は前作Rain Of A Thousand Flamesとこのアルバムのリリース期間は数か月しか開いておりませんが、その間にベースのアレッサンドラさん脱退しちゃってます。いったい何があったか気になる所ですが、それよりも正ベースという一般的なバンド感覚では要というべき存在がいなくなってしまったのに、それ抜きでこの傑作アルバムを仕上げられた点に驚き感じ入ります

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 続いてこの章の主な登場人物のご紹介

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・氷の戦士

 主人公。ベタなRPGの主人公のようなベタな王道を進んでいくのかな?と思いきや後半になるにしたがってそうでもなくなっていく。しかし今は多くを語るまい。

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・アレシウス

 賢者。ようやく本領を発揮するも決して先頭立って華々しい活躍を見せるワケではない。だが本来記録者とはそういうもの。

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・王様

 久々に登場、アルガロードのハロルド三世。氷の戦士に無理ゲーを課す事になるが仕方がない・・・最早後が無いのだ。

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・兵士たち

 イレンガードの同朋、アンセロットの守備隊、義勇兵、ロークのドワーフ、そしてこのアルバムから参戦した南国の戦士たちを始めとする最終戦に参加した面々。いったい彼らの内どれほどが無事に帰還できたのだろうか・・・このサーガの縁の下の力持ち達。

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・ダーガー

 敵将。この物語のキーマン。彼に関しても今は多くを語るまい。

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・アクロン

 白面の者並の絶望的凶悪さを誇るラスボス。

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・ヴァンカー

 黒魔術師。アレシウスの対極にいる人物。

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・暗き地平線の女王

 13分もかけたテーマソングがあるわりには活躍場面が少ないような・・・。

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・馬

 君も長旅お疲れ様。

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 さてそれでは「Power Of The Dragonflame」序章の物語を紹介します。

 前作「Rain Of A Thousand Flames」から第5幕場面1となる「Knightrider Of Doom」の間にはこんなことがありました。

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・場面はエルノアとトーラルドの壊滅から2か月ほど遡りますが、氷の戦士はその頃になってようやく半死半生の体でアルガロードに辿り着きました。

・すぐさまアレシウスの白魔術による懸命の治療が開始されますが、体の方はともかく、精神面のダメージが甚大で、何とか戦線復帰出来るほどに回復するまで相当の時間をを要しました。

・快方に向かうにつれ戦士の方も色々と考える余裕は出てきました。姫様とアルワルドの仇を打ちたい一心で、おめおめと生き恥を晒してきたが、これから自分は具体的に何を為すべきか?

・自分は任務に失敗した戦士である・・・何らかの処分は下るだろう・・・つか処刑されても文句は言えない。

・しかし(なぜかあまり多くを語りたがらない)アレシウスが全力で治療してくれているところから察するに、少なくとも処刑されるってこたぁないらしい。

・ということはアレか?一兵卒として激戦地の最前線で一匹でも多くの敵兵を倒し、戦って死んで来いという事か?それならむしろ本望ではあるが。元々俺、隊長とかそういう柄じゃないし。

・ただなぁ・・・贅沢を言える立場ではない事はわかっているが、それでは二人の仇を取った、とは言えないな・・・誰か別の奴が取ってくれる事に期待するしかないのか・・・。

・といった苦悶を抱えつつも大分元気になってきたところ、とうとうアルガロード王からの登城命令が下りました。

・アレシウスに付き添われ、覚悟を決めて城に向かったところ・・・

 

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あり???

 

・・・何か英雄扱いで歓迎されてるっぽいんですけど・・・何で???

・何はともあれ久々に国王とご対面した氷の戦士、まずはこれまでの経緯といろいろとやらかしてしまった件を平身低頭で詫び、いかな処分でも受けます、と語ります。

・それに対してハロルド三世は、

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・・・ますます混乱する氷の戦士でした。

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てなところで今回は終わりです。次回は5thアルバム「Power Of The Dragonflame」の2曲目「Knightrider Of Doom #1」をお送りする予定です。

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Posted by Haruko

カテゴリ: 音楽