日々うっかり
【真うかつエピソード6287】
前回のあらすじ:
氷の戦士と義勇軍一行はアンセロットに到着した!
・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、通算その18です。
今回のお話は前回の直後、アンセロットに到着した氷の戦士とアンセロットの守備隊合同軍がダーガー率いる闇の軍団との戦闘を本格的に開始したシーンから始まります。
てなところで、「Dawn Of Victory」の3曲目、こ「Triumph For My Magic Steel」をお送りします。まずは一番の邦訳歌詞からドウゾ。
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我が聖剣に勝利を
年古りたる龍が臥したる地へ飛ばん 凱歌を揚げん、我が聖剣が為 我が不屈の道義の下誇りを燃やさん 我らが賢王の錫杖をいと高く掲げよ
いざ、疾風迅雷が如く、戦神の如く 荒ぶる剣を振るわん ドワーフは斧を打ち下ろし、石に血飛沫が跳ね 絶叫は永劫に続かん
我が聖剣に勝利をもたらさんが為、風よ昂らん 貴様らは古代の刃を味わおう・・・尚も 我が聖剣に勝利をもたらさんが為、風よ昂らん 幾百もの討ち死にせし剛腕なる将の導きの下
氷の戦士無双のテーマです(笑)。
戦士は獅子奮迅の如くエメソを振るい、後に続く兵士の皆さんも一気に士気テンションMAXであっという間に形勢を逆転させ、魔王軍をダークランド側、ドラゴンランドの近くまで敗走させることに成功しました。
それではそろそろ曲紹介に参りましょう。
ストリングスとハープシコード、ドラムが合戦の始まりを告げ、その後の間奏でもストリングスは効果的に高揚感の演出に貢献してます。疾走するドラム、ギター、一気に畳みかける早口のBパート、ここでもアウフタクト導入のCパート、そして勝利を確信した合同軍が勝利の凱歌を上げる大合唱。このシリーズの2曲目3曲目は名曲が多いのですが、この曲も例外ではありません。実に聴いていて気持ちのいい曲です。言ってる内容は意外と残虐ですけどね(^^;。まぁちっともカワイソーだとは思わんです。
で、この曲傑作には違いないんですが、日本人的にはタイトルが覚え辛いので知名度という点においては若干損をしている気がしてなりません。トライアンフなんて下着メーカーのおかげで当初トリンプって読んでたわ。
なお、タイトルは直訳すると「我が魔法の鋼の為の勝利」と中々意味不明になるので、少々意訳させていただきました。結果的に18曲目にして初めてタイトルに「の」が入らない楽曲になりました(^^;。
さて、すっかり調子こいてる氷の戦士ですが、ここで流石にエメソがただの良く斬れる武器ではなく、所有者に相当な力を付与する能力を持つ点に気付きます。ここで第一幕冒頭、序章の一節を思い出しましょう。
”エメラルドソードとは持つものに絶対的な力を与える剣で、戦争の勝利を約束し、世を支配下に収めることを可能とすると言われていました”
これを実際に体感したワケです。一振りすれば(魔法を使えない脳筋の戦士でも)絶大な破壊力を持つ迅雷が敵を引き裂き、周囲の味方の士気と能力を上げ無敵の軍隊と成す・・・正しく無双の剣です。ただし、これはエメソの持つ能力の一部に過ぎず、この剣は更に大きな力を秘めているのですが、その事実を知るのはもっと後のお話。
てなところで今回は終わりです。次回は3rdアルバム「Dawn Of Victory」の4曲目、「The Village Of Dwarves」を予定しております。
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