日々うっかり
【真うかつエピソード6349】
前回のあらすじ:
覚悟を決めた氷の戦士はダーガーに処刑台を下げる為のレバーを引くように頼んだ。
・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介通算その36、5thアルバム「Power Of The Dragonflame」より10曲目「Gargoyles, Angels Of Darkness」のご紹介、その7です。
・氷の戦士の固い決意を知ったダーガーは、とうとう苦渋の決断を下します。
・徐々に降下していく処刑台。ダーガーは絞り出すような声で崖下の戦士に語り掛けます。
・「何故・・・何故お前なのだ?死をもって償うべきはお前ではなく罪深い私であるべきだろうに・・・」
・「そいつは違うぜ、ダーガー」と唇の端に微笑みを浮かべながら答える戦士。
・「お前はここで死ぬべきじゃない。今まで暗い暗黒の世界で生きてきたのが、ようやく光の下に出てこられたんじゃないか。今まで辛かっただろう?俺は幸せだったよ・・・十分いい人生だった。お前こそこれから光の下でお前の人生を生きるべきなんだ。今までの時間を取り戻す為に。お前にはまだ為すべきことがあるんだよ」
・処刑台が底なし沼の水面に近づいてきました・・・沼の表面がざわつき始めます。
・・・いよいよその時になりました。戦士の最期の台詞は、
でした。
・処刑台が水に浸かると同時に、アクロンと戦士とエメラルドソードは底なし沼に吸い込まれていきました。
・その瞬間、沼の底から腹をすかせた毒蛇たちが一斉に彼らに襲い掛かり・・・全てが終わったのです。
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ガーゴイル、其は暗闇の天使也(7)
斯くして、この壮大なる『伝説の物語』は幕を閉じぬ 龍の魂を内に宿せし、 『天より降る千の焔』の悲劇の苦痛に苛まれし街の守護者にして 愛と憎悪の囁きに綴られし『魔法王国の交響曲』の中に 光を見出したる一人の男の物語が
・その光景を最後まで見届けたダーガーですが・・・
・大量の出血で動くことも叶わない彼の前に、暗黒王軍の残党が迫っていたのです。
・(アイツとは一度ちゃんと話したかった・・・死んだらあの世で再会・・・いや無理だろうな。アイツは『神々の大地』に迎えられるべき人間だが、私は地獄に落ちるだろうから・・・)
氷の戦士の物語は幕を下ろしましたが、歌まだ終わりません、Gargoyles, Angels Of Darkness #8へ続く。
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