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真・うかつ絵日記
日々うっかり
ブラックジャック・劇場版
2006年02月12日(日)
<真うかつエピソード2496>
昨日の深夜、CSのカートゥーンネットワークで劇場版のブラックジャック(ちょっと前に後悔したキリコの奴じゃなくて10年ぐらい前に作った出崎&杉野版の方)をやってたので、上映当時見逃したこともあり、今頃になって見ましたよ。以下ネタバレ多数の感想。
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あらすじは、-100mを9秒代で走る少女など、傑出した能力を突如として開花させた「超人類」と呼ばれる天才達が、その数年後次々と臓器不全等謎の病に犯されて死んでいきます。その原因の究明と治療法を求めて、奔走するBJでしたが、やがて彼自身がその病に犯され・・・-といった感じの劇場用に用意された完全オリジナルストーリーです。とはいえ、あらすじ数行読めば大体想像つくように、医学により人間を「本来あるべきものとはちがうものへと作り変える愚かさ」という原作で繰り返し謳われているテーマが根本にあり、原作ファンでも納得して見られる話であると思います。ストーリーのテンポもよく、特異な生い立ちゆえに冷血な理想主義者となったヒロインを始めとするキャラクターも魅力的、患者の人権保護を目的とする武装医師集団の設定も斬新で面白く、全体的に完成度の高い作品ではあるんです。
ただね、
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手術直後に患者が自殺したり、殺されたり、そもそも手術する以前に死んじゃったり、この劇中BJが執刀した患者殆ど死んじゃってんですよ。そりゃーいくらなんでもBJ浮かばれなさすぎでしょう。最終的には多くの命を救った(と思いたい)ですが、それでも
見終わった後のヘビー感は相当のもんです。
TV版のお子様向けBJに慣れた人にはちょっとキツイ内容かも。
絵の方はさすがの杉野昭夫で綺麗です。ただし、手術シーンはリアルすぎてグロ度満点。この点でもTV版しか見たことのない人は要注意。
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