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真・うかつ絵日記
日々うっかり
からくりサーカス最終回(ネタバレあり)
2006年06月01日(木)
<真うかつエピソード2604>
毎週楽しみにしていた「からくりサーカス」が、本日発売のサンデーでとうとう最終回を迎えてしまいました。
先週の日記
で最終回の内容を予想した上で、「この内容じゃ100頁くらい増やさないと無理」と断言しましたが、流れとしてはほぼ同じですが、より細部に渡り細かく描きこんだ、そして何より想像していたよりずっと感動的な内容で、
26頁で収めた藤田和日郎先生にまずは拍手。
<以下最終回のネタバレ感想を白字で数行>
・理由は別でしたが、やはりグリポン君は犠牲になってしまいましたか。愚直で不器用な彼らしい最期ではありました。
・事件から数年後が描かれるとは予想していましたが、2年後ぐらいと踏んでいたのが、6年後。仲町サーカスの面々も大人になったかな、と思いきや、美人になったリョーコちゃんと、より前向きになったリーゼさん達女性陣に比べて、男性陣のなんと進歩の無いことか(^^;。だがそれがイイ。
・エレオノールと鳴海は独立。他人に比べてゆっくり年をとるしろがねの二人は、そうでもしないと周囲から浮いちゃいますからねぇ。しかしあの大事件からたったの6年でまた世界は戦争をしているという現実がむしろ痛ましくて悲しい。
・そして勝ちん。サーカス劇の「えんとつそうじ」そのままの人生を送っているようですが、素手でもびっくりするほど強くなりました。多分勝君とエレ&鳴海も、事件後数年間は仲町サーカスで行動を共にし、勝君は鳴海からみっちり格闘を仕込んでもらったんでしょうねぇ。鳴海は鳴海で、ちゃんとサーカス芸を仕込んでもらわないと、とてもじゃないけどしろがねの足を引っ張るだけだし(^^;。
ホントに長い間お疲れ様でした藤田先生。しかし、次回作は出来ればもうちょっと短く、20巻ぐらいにしていただければ助かります。どんなに面白い作品でも、それ以上の大作になると人に薦めるのが難しくなってしまうので。
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