ボーナス1024倍

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<真うかつエピソード2611>
 昔(おそらく1970年代前半)のドラえもんの話で、のび太のお父さんのボーナスを増やすために、とりあえず銀行の定期預金に全額預け、100年後に受け取れば1024倍になっているので、それをタイムマシンで未来に行って引き出そう、という話がありました。当時の銀行の定期預金は10年に2倍の利率だったんですね。年利は10%弱といったところかしらん?

 時は流れて現代。この間郵便局の営業さんが定期の勧誘をしに来たのだけれど、利率が年利0.1%とかそんなもんなのよね。仮に野比家のお父さんのボーナスが10万円だったとして、今預けたら100年後に受け取れる金額はせいぜい11万円チョイ。前述のマンガが描かれた時代の1億240万とは偉い違いです。てかこのネタ新作アニメでは絶対使えないなぁ。
Posted by Haruko

カテゴリ: その他

コメント一覧

ドラえもんの道具って不正行為出来すぎるから今の時代は放映しにくそうw 石ころ帽子1個で世界征服できそうだしなあ。
Beava

タイムマシンやもしもボックスとかメジャー系じゃなく、 あえて地味~な石ころ帽子ってチョイスがナイスv。 サイズが子供にも小さい1サイズしかない点は要注意だ。
HARUKO

小さい頃、親に頼み込んでやっと買ってもらった「ドラえもん」の単行本が三巻だったので、その話は覚えています。 1024倍は無理だったけど、ほんのちょっと増やす事に成功するんですよね。 のび太のお父さんのボーナスが現金支給だった、というのが今でも印象的です。時代を感じますよね。
raul

そうそう。 1024倍が無理だったのが紙幣のデザインが変わったためで、 何とか増やせた理由が古銭に変換した、 というキッチュな発想も、今の子供には受け入れ辛そうですよね。 2の10乗を紙と鉛筆で計算するドラえもんとか、 突っ込みどころ(笑)が多くて好きな話なんですが。
HARUKO