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真・うかつ絵日記
日々うっかり
奈良の火事事件で思ったこと
2006年06月22日(木)
<真うかつエピソード2625>
既に大きく報道されているのでご存知の方も多いかと思われますが一応説明。19日未明奈良県で住宅が燃える放火の可能性が高い火事があり、中から住民の一家五人家族のうち、頭蓋骨骨折状態の母親、次男、長女の遺体が見つかり、高校生の長男が行方不明になっている、というニュースについてです。まだこの事件は解決しておりませんが、大概の新聞ではこの行方不明の長男が関わっている可能性が高いわなぁ、と臭わせる論調で記事を書いており、現時点では当然のように一家5人のうちこの長男だけが実名報道されておりません。
あくまでも現時点では
、です。
夕刊等の第一報では、事件性のことは何も分かっておりませんから、こういう火事のニュースの場合は、重要なファクターとしてこの家の住所と住民のデータが報道されます。当然行方不明の長男の名前も、ニュースソースによっては通っている高校の名前(間の悪いことに一回聞いたら絶対忘れなれない覚えやすい名前の高校であり、それ故なんとなく覚えていたのだけれど)も含めて報道されました。
勿論この高校生が放火及び母親を殴った犯人だと決まったわけではありませんが、当初被害者だと思われたばっかりに実名報道され、犯人の可能性があると分かった途端未成年者保護の目的がどうのこうので包み隠されるのも皮肉な話ではあるなぁ、と。
そもそも被害状況のよくわかっていない火事のニュースで住民の名前を実名報道するのっておかしくないですかね?住所と、百歩譲って家長の名前だけで十分です。
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