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真・うかつ絵日記
日々うっかり
mixiミュージック
2006年07月22日(土)
<真うかつエピソード2655>
専用ソフトをインストールしたまでは良かったけれど、特に有用な使い道が分からなくて、ほったらかしにしていたmixiの音楽共有プレイリストmixiミュージックですが、今週号のTVブロスのネット担当ライターが「たまたま買った凄くマイナーなアーティストのアルバムの愛聴者が3人もいて驚いた」といった内容の記事を書いていて、なるほど、そういう使い道があったか、と感心した次第。
そこで例によっての思いつき企画、
第1回HARUKO杯mixiミュージックダービー~。
これはオイラが所有する音楽データのうち、名曲でありながらあまり世間の評価が必ずしも高いとはいえない不遇な曲(ここらへんの判断基準はあくまでもオイラ個人の主観ですが)を紹介がてら、その中でも聴いている人が多い曲の1,2位を当ててみようという趣味に走ったコーナーではあります。
とりあえず出走馬の紹介。
1.野坂昭如「ポー・ボーイ」
犯罪者に転落した少年の嘆きを歌った黒人霊歌。一般的には「火垂るの墓」で知られる(しかし実際にはかなりえげつない内容の作品も多い)小説家、野坂先生が、実は結構歌が上手いということはあまり知られておりません。ましてやレコードを出していること自体知られていないと思いますが、どうか。
2.なぎら健一「男は馬之介」
悪役プロレスラーの悲哀を歌った名曲。曲自体は「ひょうきんベストテン」に長いことランクインしていたので、知っている人も多いと思うんですが、歌ったのはコント赤信号。しかし収められているのがなぎら健一のベストアルバムなのが吉と出るか凶と出るか。
3.Yu-Kalie「GHOST DANCE」
やるドラ4部作「雪割の花」主題歌。ゲームの雰囲気に合った、しっとりとした大人のバラード。タイアップソングとはいったものの、ゲーム自体がメジャーとは言えないし、主題歌を歌ったYu-Kalieさん自体、この曲以外では大筋で知られてない(失礼)のが厳しいか。
4.hitomi「君のとなり」
思春期の少女の揺れる想いを歌った切ないバラード。3と同じくゲーム(「ペルソナ2・罪」)のタイアップソングですが、小室ファミリーを離脱した後の不遇期にリリースしたせいか、カラオケにも入ってないことが多く意外とマイナー。
5.和田アキ子「星空の孤独」
大御所アッコのデビュー曲。当時のキャッチフレーズ「リズム&ブルースの女王」に相応しいR&Bの名曲、でありながら時代が早すぎたのかヒットには至らなかったのが残念。とはいえ、後年紅白で披露したこともあり、さすがに最下位ってことはないでしょう。
6.たま「なぞのなぞりの旅」
メジャーレーベルで出した最後発期のアルバムの中の1曲。暑い夏でもこの曲を聴くと涼やかな気持ちになれる緩さ加減が絶妙。とはいえ、最盛期を過ぎた後の曲ではあるので、聞いてる人は少ないか?
7.Tablatura「海賊の唄」
古楽器を使ったインストゥルメンタル集団。これは4thアルバムから。他にもいい曲はたくさんあるのだけれど、昨今の海賊ブームもあるこったし、コレをチョイスしてみました。
8.ピアニスターHIROSHI「ボヘミアン・ラプソディ」
オリジナルは言わずもがなのQueenの最高傑作。それをピアノで朗々と弾きあげたHIROSHIは芸大の先生。左手と右手で全く違う曲を弾く等のパフォーマンスで、最近はテレビでもよくお見かけしますね。
以上8頭出走。オイラの予想では、まぁアーティストの知名度と売り上げ実績から言っても、4-5が妥当ですかね?
ともかく結果発表~。ランキングは総合を元にはじき出しました。
1.hitomi「君のとなり」(323件)
2.和田アキ子「星空の孤独」(117件)
3.野坂昭如「ポー・ボーイ」(73件)
4.たま「なぞのなぞりの旅」(30件)
5.Yu-Kalie「GHOST DANCE」(20件)
6.なぎら健一「男は馬之介」(12件)
7.ピアニスターHIROSHI「ボヘミアン・ラプソディ」(3件」)
8.Tablatura「海賊の唄」(1件)
というわけで図らずも当たってしまいました(^^;。「君のとなり」はhitomiのランキング内で15位、「星空の孤独は」アッコランキング8位と世間ではオイラが思っている以上の高評価だったようです。各アーティストの皆様には大変失礼をばいたしました。それにしても野坂先生大健闘じゃないですか。これが一番ビックリです。
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