市営バスの終着点まで乗って行こう!・その2

<真うかつエピソード2838>
 この間の第一回最後に「次はいつになるかわからない」と書いた舌の根も乾かぬ内に何ですが、好天に恵まれたこともあってまたまた終点まで行って来ましたよ。
 前回とは逆方向のバス停で待つこと数分、首尾よくやってきたのは西部営業所行きでした。これはもう小学校の時から何度も乗ってる路線ですが、終着まで乗ったことはありません。早速乗り込みます。

 西部営業所というからには青森市の西部にあるはずですが、正確な場所ともなると皆目検討がつきません。古川の跨線橋を渡るので、大体西バイパスの近辺にあるんじゃないかなぁ、と勝手に想像してたんですが、そっちには向かわず国道7号からから県道247号に入り、そのまままっすぐ。三内を過ぎると正直全く未知の世界です。新青森駅を過ぎ、西高を過ぎ、津軽新城駅を過ぎ(このあたりでかなり不安になってくる)、ようやく到着したのは、新城の外れ。どんなとこかというと、

sinjo.jpg
こんなとこ


 何にも無いねェ、と思いつつ津軽新城駅までてくてくと歩きますと、何も無いとは言っても町工場や民家は点在するし、更にしばらく歩けばだんだん町並みも賑やかになってきます。津軽新城駅に到着した頃にはかなり多くの人とすれ違ったし、ぶっちゃけ戸山団地より遥かに住みやすそうな感じがしますねぇ。スーパーもあるし。
 せっかくだから帰りは駅から奥羽本線で帰ろうかと思ったのですが、これが1時間に1本程度しかなく、次の普通(生意気にも有人駅ですが、さすがにローカルしか止まりません)が来るまで40分ほどあったので断念。何かあったかい飲み物でも買ってバスを待とうと思い、駅前の自販機に向かったら、

odenkan.jpg
何故かアキバ名物おでん缶売ってました


 まさか青森市の新城で買えるとは(^^;。これでオイラの中ではまた一つ秋葉原の価値が下がりましたよ。

 さてさて。西部営業所は一応青森市交通部の基地でもありますので、ここ始発のバスは多く、5分、10分単位でバスがやってきます。それに加えて津軽地方に向かう弘南バスの通り道でもあるので、公共交通機関の利便性という点においては、かなり優れたポイントという気がしますね。何より4年後には隣駅に新幹線が止まるようになるわけだし。年取ってから住むにはいいかもしれません。

 帰りは5分10分おきに来る市営バスではなく、たまたま来た弘南バスに乗りこみました。このバスそのまま終着まで乗れば青森のかなり東側で、オイラが知ってる限り周囲に田んぼしかない八重田の営業所に運んで行ってくれるはずですが・・・それはまたの機会に。

---

<本日のアウトドアJIS コード:8be7 「狗」>
8be7.jpg
撮影地:青森市・新城
備考:その新城で見つけた味のありすぎるバス停。おそらくプロの看板屋に発注したのではあるまいて。