デウス・エクス・マキナ

<真うかつエピソード3058>
 1年半ほど前に連載終了した「からくりサーカス」の最終章は「機械仕掛けの神」と書いてタイトル通りのルビを振ったものでした。何だかカッコいい響きの言葉だったし、意味が気になったのでWikipediaで調べてみたりもしたんですが、今一つピンときませんでした。というのも、これは物語の演出手法(主として「オチ」に使われる)の一つなんですが、「からくりサーカス」のオチ自体はデウス・エクス・マキナとは言い切れないものだったからなんですが。

 さて、それから年月は流れ昨日CSでとあるアニメの最終回を見てたのですが、見終わった後に、ふと頭をよぎったのがこの言葉。この物語のオチってもしかしたらデウス・エクス・マキナなのでは?と思って調べてみたら、案の定Wikipedeiaに「典型的な作品例」としてしっかり載ってるし!

 デウス・エクス・マキナをもっと普遍的な言葉で言い換えると、

deusu.jpg


 厳密には違うんですが、大筋でそういうことです。

 要するに、それまでさんざん殺し合いを続けていた登場人物の殆どが、主人公を除いて死んでしまい、ラスボスと主人公がいざ最後の決戦かというところで、脇役の一人がいきなり死んだ登場人物全員を生き返らせて、ラスボスも倒して、最後はみんなで談笑してめでたしめでたしで終わり、とかそういう奴。まぁ夢オチよりはましかなぁ、と思いつつ感想は「なんじゃそりゃ」ですよ。オチ以外は結構面白かっただけに。

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<本日のアウトドアJIS コード:8e61 「斬」>
8e61.jpg
撮影地:青森市・勝田
備考:そういえば昔SSで「忍者じゃじゃ丸くん・鬼斬忍法帖」だかいうゲームがありましたね。忘れてあげた方がいいでしょうか?
Posted by Haruko

カテゴリ: テレビ

コメント一覧

舞-HiMEっすかねぇ… まさに「なんじゃそりゃ」な最終話だったんですが。
mya

正解です。敢えてタイトルは出さなかったんですが(^^;。 最終回の3話前辺りの主人公VS妹キャラなんかは、 二人の狂いっぶりが凄く良かったんですけどねぇ。 ・・・単にオイラが嫌な話が好みだからってだけかもしれません(^^;。
HARUKO