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真・うかつ絵日記
日々うっかり
銭ゲバ
2009年01月21日(水)
<真うかつエピソード3546>
ジョージ秋山原作のマンガのドラマ化で、先週の土曜日に第一回が放映されました。
オイラはジョージ秋山というと「浮雲」と「海人ゴンズイ」しか読んだ事が無いのですが、前者はともかく後者は、生まれたばかりの赤ん坊を亡くして頭がおかしくなった漁村の女が、子供が死んだことを理解できずに背負い続け、赤ん坊の目玉が腐ってドロリと落ちるという何とも衝撃的なシーンからスタートする、オイラにとっては相当のトラウマ漫画なんですな。しかも今では考えられないですが、これ連載していたの週刊少年ジャンプです。1巻で打ち切られました。
閑話休題、「銭ゲバ」です。フェイバリット俳優松山ケンイチ主演ということで、とりあえず見てみることにいたしました。
感想。
暗ぇ。
大筋は極貧の幼少期を過ごしたが故に、金のためなら何の躊躇も無く犯罪に手を染める度が過ぎてニヒルな男、蒲郡風太郎の物語。元々土曜9時といったら、大概はジャニーズ系アイドル俳優の能天気ドラマ枠ですが、過去には「同情するなら金をくれ!」で一世を風靡した安達祐実の「家なき子」「家なき子2」を放送していたという実績は確かにあります。でもあれは、貧乏すぎる貧乏がファンタジーとして受け止められていた時代の物語。世相として派遣切りやら何やらでリアルに「貧困が理由で破滅する人物」が多々いる世の中、設定がウソ臭くないのが辛いです。
また家なき子2には「インクカレー」とか「エリカが夜空に輝く満天のお星様なら、あなたは味噌汁のダシに使うにぼし様」とか、もうギャグとしてしか覚えていないシーンも多々あったりしたワケですが、この作品そーゆーの一切ナシ!ひたすら陰鬱です。よくスポンサーが付いたなぁ、と感心するぐらいの暗さです。
とはいえ、こういう救いの無さそうな話、嫌いではないので続けて見たい気はするのですが、一緒に見ていた母が本気で嫌がったもんで、多分もう見ません。
最後に「蒲郡風太郎」を
脳内メーカー
にかけた結果。
さすがにそれは無いと思うズラ。
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<本日の
アウトドアJIS
コード:8f97 「女」>
撮影地:青森市・新町
備考:ミセス専門ですが乙女です。
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