日々うっかり
【真うかつエピソード5900】
寸劇で勇者が借りてきた戦車は鹵獲(と書いて「ろかく」と読む。他国の兵器をぶんどったりすること)したアメリカ製のM5スチュアート(忍者は「すっちー」と読んでいる)という軽戦車をモデルに、当時の王国技術者が不完全コピーしたもの。オリジナルより大分丸っこくなっているのは「その方がかわいいから」というワケわからん理由。座高が高いとより敵の攻撃を受けやすくなるのだが。
これ以外にも鹵獲した戦車は全部で7種類ほどあり、近いからまだわからんでもない米以外に、どうやってきたのか独・露もあるらしい。結局全軍作戦失敗して帰っていったので、露の責任者あたりは確実にシベリア送りになったことだろう。
現在王国にあるレプリカ戦車は全部で150台ほど。全てが王国軍管理下にあるが「ぶっちゃけ全然使わんのに調子に乗って作りすぎた」という理由で多くは民間に貸し出され、レンタカー屋でレンタル可能。オリジナルに比べると砲の火力や装甲は大幅にショボいものの、その分自動車並みのスピードが出せるように改良され、冒険者がスキー場のボブスレーを借りる感覚で借りていってる。
ちなみにすっちーだが、
この絵をベースに、キャタピラ部に、
これと、
この絵を3周期で順番に表示して動いているように見せかけている。実に手抜・・・いや、効率よい動かし方である、うん。
なお、作者は戦車のことはチーともわかってない(METEL MAXシリーズは大好きだが・・・)ので何か間違いがあったらゴメン。
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