日々うっかり
【真うかつエピソード6273】
前回のあらすじ:
氷の戦士一行は神秘の祭壇の謎を解き、ついに秘密の洞窟の入り口を見つけた。
・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介、通算その10です。
その前に一つご注意を。1stアルバムではあまりそういう箇所は見られなかったのですが、この2ndアルバムからは、曲の内容、ブックレットの補足説明、海外ウィキペディアの概要の文章に若干の解釈揺れというか矛盾が見え隠れし始めます。一々指摘すると文面も長くなってしまいますので、その場合一番面白く、かつ矛盾が少ないと思った解釈で突っ切って行こう(要は独自解釈が増える)と思いますので、その点ご了承ください。
では今回は前回のラスト直後からのお話になるので、物語の前振りはすっ飛ばし、2ndアルバム「Symphony Of Enchanted Lands」の3曲目、「Wisdom Of The Kings」1番の和訳のご紹介です。
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王の英知
洞穴を隠せし岩を退かさば 闇の帳が我が行く手を阻む 行かねばならぬ、知恵と勇気を持て最後の試練に挑まん いと古き石の階段を進みし階層の奥底 我が眼前に摩訶不思議なる光景が広がらん
やがて其は我が前に出現せり 神秘なる焔に照らし出されつ 門を潜り、我は新たな次元に至れり 信じ難き哉、我が見たる者ども 今、二体の悪魔が眠りより目覚めたり
時の守護者たる聖なる龍よ 蒼穹を舞い、我が目に魔法を懸けよ 此の丘を越え、風に乗らん! 歴代の王の英知に懸けて!
とうとう秘密の洞窟に侵入した氷の戦士一行は、象牙の門を発見、その正体は別次元へと繋がるポータルでした。
ここで戦士はアレシウス(及び馬)と別れて、単独で象牙の門を潜ります。
え?折角賢者がいるのに同行してくれないの?って話ですが、エメソへの挑戦権があるのは氷の戦士だけですからね・・・でもまぁ、アレシウスは別名「全ての事を見聞きする者」といい、戦士の動向は千里眼的な能力で逐一把握しているそうな。でもそれって「ワシ直接的には大したことは出来んよ」って宣言してるだけのような気もするんですが(一応彼の名誉の為に断っておくと、全くの役立たずではないです)。
それではそろそろ曲紹介に参りましょう。
前回持ち上げに持ち上げた名曲エメラルドソードの直後ということで若干聴き劣りはします・・・というかこれはこのアルバム全体の欠点ではあるのですが、エメソが名曲すぎて他の曲の印象がほぼ全部ぼんやりしちゃってんだよな(泣)。その中ではまだこの曲は印象的な方です。いよいよ冒険が始まるぞ!ってなワクワク感と高揚感には溢れておりますからにして。特に哀愁を帯びたメロディからドラムの連打に移る前奏は聴きごたえがありますし、間奏のストリングスも綺麗です。ただまぁ個人的には2:40あたりからの陽気なアメリカン・カレッジバンドみたいな間奏はちょっとイタダケナナイ・・・(^^;。
てなところで今回は終わりです。次回はセカンドアルバム「Symphony of Enchanted Lands」5曲目「Eternal Glory」を予定しております。
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