日々うっかり
【真うかつエピソード6328】
前回のあらすじ:
極限状態の戦士は最悪のタイミングでダーガーと邂逅した。
・・・ハイ、というわけでラプソディー・オブ・ファイアの名曲シリーズ、エメラルドソード・サーガの曲紹介通算その34、5thアルバム「Power Of The Dragonflame」より7曲目「Lamento Eroico」のご紹介、その1です。今回は状況説明をしたいと思います。
・場面は再び魔法王国軍後方物資支援隊・・・
・惨状の中、ようやく何とか生き残っていた氷の戦士の直属剣士を発見します。
・剣士の手当てをしつつ、前線の様子について問う部隊長に対し、剣士は、最前線の部隊が壊滅状態である事、守るべき将軍とも逸れてしまった事を断腸の思いで告げました。
・その時兵士の一人が、はるか遠く、月の逆光に浮かび上がるシルエットに気付きます。
・激しい斬り合いを開始した氷の戦士とダーガー、2名の姿でした。
・この2名の一騎打ちは魔法王国の歴史の中でも屈指の名勝負として伝えられておりますが、魔法王国側で肉眼で実際にその様子を目にする事が出来たのは、たまたま物資の輸送で前線近くまで来ていたこの連中だけでした。
・しかも2名は闘いが長引くにつれ、どんどん部隊から離れて行ってしまったため、その結末までを見たものは本人たちを除けば千里眼で見ていたアレシウスだけだったのです・・・
・さて、では実際にどんな勝負が行われたのか語る事にいたしましょう(と、言いつつこの場面歌になってないし、補足でも数行で片付けられてるんでほぼオイラの脚色ですよ(^^;)。
・序盤からお互い全力を出し尽くしての互角の戦いとなりました。
・元から興奮状態だったのに、相手が想像以上の好敵手!と判断した2名はどんどん戦いに夢中になっていきます。
・取り分けダーガーは、戦士の事を仇と認識しているので、
・もう、この状況が楽しくって仕方がありません。
・一方戦士の方は、まぁ戦場で敵としてまみえれば、そんな事態にもならぁな、と冷めた態度で挑発を受け流しますが、
・(いやしかしなぁ・・・俺も一々相手の顔を覚えてるわけじゃねーが、コイツに似た奴斬った覚えはねぇな・・・コイツ一族の中でもかなり毛色の変わった見てくれなんかね?)
・・・なんて考える余裕が出来る程度に、徐々に興奮状態から冷めて行きました。
・反してどんどん気分が高揚していくダーガーが発した台詞・・・
・「20年前・・・幼い子らまで惨殺された惨劇の仇!!!」
・(つか・・・)
・(前々から思ってたんだけど、コイツ何か俺の事誤解してない・・・???)
・ふと湧いた疑問に戸惑う戦士でした。
Lamento Eroico #2へ続く。
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